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Symfoware Analytics ServerV12.2.0 利用ガイド
FUJITSU Software

2.6.3 データ連携エージェント機能のインストール

データ連携エージェント機能のインストールについて説明します。

ポイント

データ連携エージェントユーザーの作成

データ連携エージェント機能をインストールする前にデータ連携エージェントユーザーを作成する必要があります。

データ連携エージェントユーザーの詳細は、“3.6 ユーザー定義”を参照してください。

参考

画面例に記載している“xx.y.z”は、インストールする製品のバージョンレベルを示します。

以下の手順で行います。

  1. スーパーユーザーへの変更

    以下のコマンドを実行して、システム上でスーパーユーザーになります。

    $ su -
    Password:******
  2. DVDドライブのマウント

    “Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.2.0 クライアントプログラム4”のDVDを、DVDドライブに挿入し、以下のコマンドを実行します。

    注意

    自動マウントデーモン(autofs)によるDVDの自動マウントを行った場合、マウントオプションにnoexecが設定されるため、インストーラの起動に失敗します。この場合、mountコマンドでDVDを適切に再マウントしてからインストールを実行してください。なお、マウントされているDVDのマウントオプションについては、mountコマンドを引数なしで実行することで確認できます。

    # mount -t iso9660 -r -o loop /dev/dvd /media/dvd

    /dev/dvdは、DVDドライブのデバイス名です。環境により異なりますので確認してください。

    /media/dvdは、DVDをマウントするマウントポイント名です。必要に応じて作成してください。

  3. インストールの実行

    以下のコマンドを実行します。

    # cd /media/dvd/agent
    # ./install.sh -U データ連携エージェントユーザー

    /media/dvdは、DVDをマウントしたマウントポイント名です。

    データ連携エージェントユーザーについては“3.6 ユーザー定義”を参照してください。

  4. インストール確認

    インストール開始の確認が表示されます。

    • インストールを開始する場合

      [y]を入力してリターンキーを押します。

    • インストールを中断する場合

      [q]を入力してリターンキーを押します。

      Is installation started? [y,q]:
  5. インストール状態の表示

    インストール状態が、以下のように表示されます。

    例)RHEL6でインストールした場合
    準備中... ########################################### [100%]
       1:FJSVsymasfda ########################################### [100%]
    例)RHEL7でインストールした場合
    準備しています...              ################################# [100%]
    更新中 / インストール中...
       1:FJSVsymasfda-xx.y.z           ################################# [100%]
  6. インストール完了

    インストールが終了したときに、インストールの処理結果を示すメッセージが表示されます。

    インストール処理が正常終了した場合は、以下のようなメッセージが表示されます。

    Installation processing is successful.

    インストールが終了したときに上記のメッセージが出力されていない場合、コンソールに出力されている内容にしたがってエラー原因を取り除いたあと、再度インストールを実施してください。