データ連携エージェント機能のインストールについて説明します。
ポイント
データ連携エージェントユーザーの作成
データ連携エージェント機能をインストールする前にデータ連携エージェントユーザーを作成する必要があります。
データ連携エージェントユーザーの詳細は、“3.6 ユーザー定義”を参照してください。
参考
画面例に記載している“xx.y.z”は、インストールする製品のバージョンレベルを示します。
以下の手順で行います。
スーパーユーザーへの変更
以下のコマンドを実行して、システム上でスーパーユーザーになります。
$ su - Password:******
DVDドライブのマウント
“Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.2.0 クライアントプログラム4”のDVDを、DVDドライブに挿入し、以下のコマンドを実行します。
注意
自動マウントデーモン(autofs)によるDVDの自動マウントを行った場合、マウントオプションにnoexecが設定されるため、インストーラの起動に失敗します。この場合、mountコマンドでDVDを適切に再マウントしてからインストールを実行してください。なお、マウントされているDVDのマウントオプションについては、mountコマンドを引数なしで実行することで確認できます。
# mount -t iso9660 -r -o loop /dev/dvd /media/dvd
/dev/dvdは、DVDドライブのデバイス名です。環境により異なりますので確認してください。
/media/dvdは、DVDをマウントするマウントポイント名です。必要に応じて作成してください。
インストールの実行
以下のコマンドを実行します。
# cd /media/dvd/agent # ./install.sh -U データ連携エージェントユーザー
/media/dvdは、DVDをマウントしたマウントポイント名です。
データ連携エージェントユーザーについては“3.6 ユーザー定義”を参照してください。
インストール確認
インストール開始の確認が表示されます。
インストールを開始する場合
[y]を入力してリターンキーを押します。
インストールを中断する場合
[q]を入力してリターンキーを押します。
Is installation started? [y,q]:
インストール状態の表示
インストール状態が、以下のように表示されます。
例)RHEL6でインストールした場合
準備中... ########################################### [100%] 1:FJSVsymasfda ########################################### [100%]
例)RHEL7でインストールした場合
準備しています... ################################# [100%] 更新中 / インストール中... 1:FJSVsymasfda-xx.y.z ################################# [100%]
インストール完了
インストールが終了したときに、インストールの処理結果を示すメッセージが表示されます。
インストール処理が正常終了した場合は、以下のようなメッセージが表示されます。
Installation processing is successful.
インストールが終了したときに上記のメッセージが出力されていない場合、コンソールに出力されている内容にしたがってエラー原因を取り除いたあと、再度インストールを実施してください。