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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

10.2.1 【前作業】管理領域・バックアップ領域の確認方法

管理領域、および、バックアップ領域に対して、以下を確認してください。


マウント状態の確認方法

管理領域、および、バックアップ領域の領域指定がボリューム指定の場合、アンマウント状態であることを確認してください。
マウント状態の確認やアンマウントの方法の例は、以下のとおりです。


  1. rootユーザーでログインします

    対象ノードのサーバに、rootユーザーでログインします。
    rootユーザー以外でログインしている場合は、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更してください。

  2. ボリュームのマウント状態を確認します

    マウント状態を確認

    # df -T
    Filesystem    Type   1K-ブロック    使用   使用可 使用% マウント位置
    /dev/mapper/VolGroup00-LogVol00
                  ext3   104334448  38628068  60320960  40% /
    /dev/sda1     ext3       99134     16375     77640  18% /boot
    tmpfs        tmpfs    16475568    228636  16246932   2% /dev/shm
    
    :
    (省略)
    :
    /dev/sdx5     ext4      473992    166072    283448  37% /backup
    
  3. RMfO管理領域やバックアップ領域がマウント状態である場合は、アンマウントします

    アンマウント

    # umount /backup

    /backup : RMfO管理領域やバックアップ領域のマウントポイントの例


注意

以下の領域をマウントしたままバックアップを実行した場合、二重マウントによりファイルシステムが破壊される場合や、バックアップが正常終了しても、取得されたバックアップがデータベースの復旧に使用できない場合があります。

  • 管理領域

    • RMfO管理領域(ボリューム指定の場合)

  • バックアップ領域

    • オフラインバックアップ領域

そのため、バックアップ実行前に、必ず、上記の領域がどのサーバからもマウントされていないことを確認してください。