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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

6.1.3 インストール

本製品のインストールは、以下の手順で行います。


  1. rootユーザーでログインします

    本製品をインストールするサーバに、rootユーザーでログインします。
    root以外のユーザーでサーバにログイン後、suコマンドでrootユーザーに変更することもできます。


  2. CD-ROMをCD-ROM装置にセットします

    CD-ROMをCD-ROM装置にセットします。
    CD-ROMが自動的にマウントされない場合は、手動でマウントする必要があります。


  3. rmfoinstコマンドを実行します

    rmfoinstコマンドを実行して、インストールを開始します。

    # /mnt/cdrom/FJSVrmfo/rmfoinst<Enter>

    /mnt/cdrom/ : CD-ROMマウントポイント


  4. インストール実行を確認します

    インストールを続行する場合は「y」を、インストールを続行しない場合は「n」を入力してください。

    注意

    インストール先ディレクトリをデフォルト以外に変更する場合、指定可能な文字は半角英数字と「_」です。

    #------------------------------------------------------------------------------
    # Install of FUJITSU Storage ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 EE
    #------------------------------------------------------------------------------
    FUJITSU Storage ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 EE
    
    Copyright 2004-2015 FUJITSU LIMITED
    
    All Rights Reserved.
    
    THIS PACKAGE CONTAINS UNPUBLISHED PROPRIETARY SOURCE CODE OF FUJITSU.
    
    
    Do you want to continue with the installation of this package. [y,n] => y<Enter>

  5. インストール先ディレクトリを確認します

    インストール先ディレクトリの確認要求が表示されたら、確認を行います。
    デフォルトのディレクトリにインストールする場合には「y」を入力してください。
    変更する場合には「n」を入力してください。「n」を入力した場合は、インストール先のディレクトリパスを要求されますので、希望するディレクトリパスを入力してください。

    This package default installation information is following:
    Package install directory: /opt
    
    Are you sure [y,n,q] => y<Enter>

  6. 実行ログ出力先ディレクトリを確認します

    本製品の実行ログ出力先の確認要求が表示されたら、確認を行います。
    デフォルトのままでよい場合は、「y」を入力してください。
    変更する場合には「n」を入力してください。「n」を入力した場合は、実行ログ出力先のディレクトリパスを要求されますので、希望するディレクトリパスを入力してください。

    The log area is necessary for this package.
    
    Logging directory information is following:
    Logging directory: /opt/FJSVrmfo/log
    
    Are you sure [y,n,q] => y<Enter>

    参考

    本製品の実行ログ出力先は、デフォルトで以下のように設定されます。

    installdir/FJSVrmfo/log

    installdir : 本製品のインストール先に指定したディレクトリ

    実行ログ出力先ディレクトリをデフォルト設定以外に変更した場合、指定した実行ログ出力先に“FJSVrmfo_log”ディレクトリが作成され、デフォルトのログ出力先よりシンボリックリンクされます。


  7. インストール処理が実行されます

    インストール処理が実行されます。

    #------------------------------------------------------------------------------
    # The module of FUJITSU Storage ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle is installed. 
    #  << Install directory :  /opt >>
    #------------------------------------------------------------------------------
    
    準備中...                ########################################### [100%]
       1:FJSVrmfo               ########################################### [100%]
    
    install Successfully.

  8. インストールされたことを確認します

    rpmコマンドを実行し、パッケージ情報が出力されることを確認します。

    # rpm -q FJSVrmfo<Enter>
    FJSVrmfo-16.2-01.x86_64

  9. CD-ROMを取り出します

    インストール処理が終了したら、CD-ROMを取り出します。
    CD-ROMを手動でマウントした場合は、アンマウントしてください。


参考

サイレントインストール用スクリプトを使用すると、インストール先ディレクトリや実行ログ出力先ディレクトリの設定が不要になります。
サイレントインストールを行う場合は、以下のコマンドで実行できます(「/mnt/cdrom」の部分は、環境に合わせて変更してください)。

/mnt/cdrom/citool/install/rmfoslntinst.sh

/mnt/cdrom/ : CD-ROMマウントポイント