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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

用語集

ACM(ETERNUS SF AdvancedCopy Manager)

ETERNUS SF AdvancedCopy Managerを参照してください。

ACMセッション(セッション)

アドバンスト・コピー機能によるコピーの実行単位のことです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

ACMバックアップ

ETERNUS SF AdvancedCopy Managerを使用してバックアップを取得すること、または、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerを使用して取得されたバックアップ資源(バックアップ先ボリュームなど)のことです。

ACMボリューム

ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのコピー対象となるボリュームのことです。

ACMリソース

PRIMECLUSTERで、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerを管理する場合に使用するリソース一式、または、クラスタアプリケーションです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

ACM論理ノード(論理ノード)

ETERNUS SF AdvancedCopy Managerで、クラスタシステムの場合に、クラスタ業務ごとに割り当てるユニークな名称(論理サーバ)のことです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

ASMエイリアス(エイリアス)

ASMファイルに作成できる、ファイルの別名です。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

ASMミラー(ASMミラーリング)

ASMのボリューム・マネージャー機能のオプションの一つで、ファイルの固定セグメントを複数のディスクにコピーすることにより、データの整合性を保護します。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

EC(Equivalent Copy)

Equivalent Copyを参照してください。

ECセッション(EC同期セッション)

EC機能を使用している場合の、ACMセッションです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

EC同期

EC機能で、コピー元ボリュームとコピー先ボリュームを同期化させることです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

Equivalent Copy

ETERNUS ディスクアレイのハードウェアによるコピー機能の一つで、ハードウェア内でディスク間のミラー状態を保持する機能のことです。切り離し制御をソフトウェアから実施することにより、ディスクの複製が作成されます。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

ETERNUS SF AdvancedCopy Manager

ETERNUS ディスクアレイのアドバンスト・コピー機能を利用し、バックアップ運用、レプリケーション運用を提供する、富士通のストレージ基盤ソフトウェアです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

Fault状態

PRIMECLUSTERの、クラスタアプリケーションの状態の一つで、1つ以上のノードで障害が発生している状態です。

Fsystemリソース

PRIMECLUSTERで、ファイルシステムをuserApplicationの起動に合わせてマウントする場合に使用するリソースです。詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

GDS Snapshot

GDSに対して付加機能を提供する、GDSのオプションソフトウェアで、業務に影響を与えない、業務無停止のバックアップ運用を実現する機能を提供します。詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

GDS(PRIMECLUSTER Global Disk Services)

PRIMECLUSTER Global Disk Servicesを参照してください。

GDSボリューム

GDSの論理スライスのことです。詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

GFS(PRIMECLUSTER Global File Services)

PRIMECLUSTER Global File Servicesを参照してください。

GFS共用ファイルシステム

PRIMECLUSTER Global File Servicesのファイルシステムの一つです。

共用ディスク装置を接続した複数のオペレーティングシステムから一貫性・整合性を保った同時アクセスが可能であり、一部のノードがダウンしても、他のノードは処理を継続できることを特長としています。詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

Gridホーム

Oracle Grid InfrastructureのOracleホームディレクトリでクラスタソフトウェアインストールに使用されます。Oracle ClusterwareおよびOracle ASMが含まれます。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

Gridユーザー

Oracle Grid InfrastructureをインストールしたOSユーザーです。

HA(High Availability)

High Availabilityを参照してください。

High Availability

高可用性を実現したシステムのことです。本製品では、主にPRIMECLUSTERのスタンバイ運用を意味します。詳細はPRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

LOCAL環境変数

Windowsで使用できる、デフォルトの接続識別子(ネット・サービス名など)を指定する環境変数です。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

One Point Copy

ETERNUS ディスクアレイのハードウェアによるコピー機能の一つで、ハードウェア内でディスクのコピーが高速で実施できる機能のことです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

OPC(One Point Copy)

One Point Copyを参照してください。

Oracleユーザー

Oracle DatabaseをインストールしたOSユーザー、または、Oracle Database認証に対するOSDBAグループ(通常はdba)に属するOSユーザーです。

Oracleリソース

PRIMECLUSTERで、Oracleインスタンスやリスナーなどを管理する場合に使用するリソースです。詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

PCL(PRIMECLUSTER)

PRIMECLUSTERを参照してください。

PRIMECLUSTER

富士通のクラスタリング・ソフトウェアです。詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

PRIMECLUSTER Global Disk Services

PRIMECLUSTERのサービスの一つで、共用ディスク装置に格納されたデータの可用性と運用管理性を向上させるためのボリューム管理機能を提供します。詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

PRIMECLUSTER Global File Services

PRIMECLUSTERのサービスの一つで、共用ディスク装置を接続している複数のノードから共用ファイルシステムの同時アクセスを実現する機能を提供します。詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

PRIMECLUSTER Wizard for Oracle

PRIMECLUSTER上でOracleのクラスタ運用を行うためのソフトウェア製品です。

PRIMECLUSTER コールドスタンバイ運用/構成

PRIMECLUSTERのスタンバイ運用のうち、コールドスタンバイ運用を指します。詳細については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

PRIMECLUSTER ホットスタンバイ運用/構成

PRIMECLUSTERのスタンバイ運用のうち、ホットスタンバイ運用を指します。詳細については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

Quick One Point Copy

OPCによる全データの物理コピーの後、その後の更新分データ(差分データ)だけをコピーするコピー方式です。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

QuickOPC(Quick One Point Copy)

Quick One Point Copyを参照してください。

REC(Remote Equivalent Copy)

Remote Equivalent Copyを参照してください。

Remote Equivalent Copy

ETERNUS ディスクアレイのハードウェア機能を使用して、ECの機能を異なる筐体間で実現したものです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

RESETLOGS

データベースをオープンする方法の一つです。現行のオンラインREDOログをアーカイブし(ARCHIVELOGモードを使用している場合)、ログ順序番号を1にリセットし、オンラインREDOログをクリアする方法です。 詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

RMANバックアップ

RMANを使用してバックアップを取得すること、または、RMANを使用して取得されたバックアップ資源(RMANバックアップセットなど)のことです。

RMANバックアップ・セット(バックアップ・セット)

RMANで生成される、1つ以上のデータファイル、制御ファイル、アーカイブログおよびSPFILEのバックアップです。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

RMfO管理領域

本製品によるデータベースのバックアップ・復旧運用を行うために必要な資源(環境設定ファイルやバックアップ情報、リカバリ・カタログ・データベースなど)を格納する領域です。

sfcfs(GFS共用ファイルシステム)

GFS共用ファイルシステムを参照してください。

Suspend/Resume機能

ECの等価性維持状態を一時中断(Suspend)/再開(Resume)する機能のことです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

SWSTGNODE環境変数

ETERNUS SF AdvancedCopy Managerで、クラスタシステムの場合に、論理ノード名を設定する環境変数です。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

TNS_ADMIN環境変数

Oracle Net構成ファイルをデフォルトのディレクトリ以外に格納する際に、Oracle Net構成ファイルの格納ディレクトリを指定する環境変数です。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

TWO_TASK環境変数

LinuxおよびUNIXプラットフォームで使用できる、デフォルトの接続識別子(ネット・サービス名など)を指定する環境変数です。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

アーカイブログ出力先(アーカイブログ領域)

ターゲットデータベースのアーカイブログを出力するディレクトリ、または、ASMディスク・グループです。

運用待機構成

通常時にクラスタアプリケーションが稼動する運用ノードと、予備用の待機ノードを用意し、運用ノードでの障害発生時に待機ノードに切り替えて業務を継続させる構成です。詳細はクラスタ・ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

運用ノード

HA構成で、通常時にクラスタアプリケーションが稼動しているノードです。詳細はクラスタ・ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

オフラインバックアップ

ターゲットデータベースを停止してバックアップを取得すること、または、取得したバックアップ資源のことです。

オフライン復旧

ターゲットデータベースを停止して、データベースを復旧することです。

オペレーティングシステム認証(OS認証)

Oracleのデータベースに接続するための認証方式の一つです。データベースのユーザー名とパスワードを使用するかわりに、OSを経由してデータベースに対する認証を行います。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

オンラインバックアップ

ターゲットデータベースを停止せずにバックアップを取得すること、または、取得したバックアップ資源のことです。

オンライン復旧

ターゲットデータベースがOPEN状態のままで、データベースを復旧することです。

カスケード構成

3つ以上のノードから構成されるクラスタシステム上で動作する運用形態です。一方が運用ノード、他方が待機ノードになります。詳細はクラスタ・ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

カタログ登録

RMAN以外で取得したバックアップ資源などの情報を、リカバリ・カタログに認識させることです。

完全リカバリー

バックアップのリストア以降に生成されたすべてのREDOを使用して、完全にリカバリーすることです。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。本製品では、RESETLOGSが行われない、データベースの破損直前までの復旧を意味します。

業務ボリューム

ETERNUS SF AdvancedCopy Managerに設定されている、バックアップ元ボリュームです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。本製品では、バックアップ対象のデータベースファイルが配置されているボリュームを指します。

クラスタアプリケーション

PRIMECLUSTER RMSのリソース定義において、userApplicationに分類されるリソースのことです。詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

クラスタシステム

複数のノードを専用ネットワークで接続した高可用性・高信頼性システムです。

クラスタノード(クラスタ構成ノード)

クラスタシステムを構成するサーバです。

クラスタリソース

クラスタシステムで使用可能な物理的または論理的なコンポーネントです。データベース、ファイルシステム、仮想マシン、Webサイト、電子メールサーバ、他のサーバベースのアプリケーションまたはサービスなどが含まれます。

クラスタ構成

クラスタシステムの構成です。本製品では主に、HA構成とRAC構成を指します。

コールドスタンバイ運用/構成

本製品では、通常、PRIMECLUSTERのコールドスタンバイ運用のことを指します。詳細については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

サーバ間レプリケーション

異なるサーバに接続されているボリュームを複製元・複製先とするレプリケーションのことです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

サーバ内レプリケーション

同じサーバに接続されているボリュームを複製元・複製先とするレプリケーションのことです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

実行ノード(実行サーバ)

本製品の機能を実行するサーバです。

従系ノード

待機ノードを参照してください。

主系ノード

運用ノードを参照してください。

手動コールドスタンバイ運用/構成

本製品では、ホスト名までまったく同じサーバを複数台用意し、サーバの冗長化を行う構成を指します。スタンバイ側は、サーバの電源をOFFにして運用(コールドスタンバイ運用)します。

スナップショット制御ファイル

RMANによって、オペレーティングシステム固有の場所に作成された制御ファイルのコピーです。 RMANは、リカバリ・カタログの再同期化または制御ファイルのバックアップを行う際に使用する制御ファイルの一貫性のあるバージョンを確保するために、スナップショット制御ファイルを作成します。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

相互待機構成

各クラスタノードが、運用ノードと待機ノードを兼ねる構成です。各クラスタノードでは、通常時にそれぞれ別のクラスタアプリケーションが稼動しており、クラスタノード内で別のクラスタアプリケーションが稼動しているノードが待機ノードになります。詳細はクラスタ・ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

ターゲットデータベース

本製品でバックアップ・復旧運用を行うOracleデータベースです。

ターゲットデータベース領域

ターゲットデータベースのデータベースファイルやアーカイブログ出力先が配置されている領域です。

待機ノード

HA構成で、運用ノードに障害が発生した場合に切り替えて運用するための予備ノードです。詳細はクラスタ・ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

ディスクコンカチネーション

複数の物理ディスクを連結して、仮想的に一つの大容量ディスクとして使用する機能です。詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

ディスクミラーリング

複数のディスクを利用して、同じデータを複数のスライスに割り当てることによって、冗長性を維持する機能です。詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

データベースオブジェクト

データベース内に存在する、操作対象となるもののことです。データベースオブジェクトの種類などについての詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

データベースサーバ

Oracle Databaseがインストールされ、データベースが構築されているサーバです。

データベースファイル種別

バックアップ対象のデータベースファイル(アーカイブログを除く)のファイル種別です。

データベース運用形態

シングル、HA、RACなどのシステム構成のことです。

等価性維持状態

EC機能によってバックアップ元ボリュームとバックアップ先ボリュームの内容が等価とするように維持されている状態のことです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

トラッキングキャンセル

QuickOPC機能では、OPC論理コピーの完了後にコピー元/コピー先に発生した更新をハードウェアが記録しています。ハードウェアが更新箇所を記録している状態をトラッキング状態と言います。トラッキングキャンセルは、このトラッキング状態を停止することです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

ノード

本製品では、サーバのことです。主に、クラスタシステムを構成するサーバ(クラスタノード)を意味します。

パスワードファイル認証

Oracleのデータベースに接続するための認証方式の一つです。パスワードファイルを使用して、データベースのユーザー名とパスワードでデータベースに対する認証を行います。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

バックアップ

万一のために、データを採取、退避しておくこと、および、退避したもののことです。Oracleデータベースでは、データファイル、制御ファイル、アーカイブログなどのデータのバックアップ・コピー、または、それらのバックアップ・コピーを取得することです。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

バックアップ運用

以下の意味があります。

  • 本製品で、データベースのバックアップを取得する運用です。

  • ETERNUS SF AdvancedCopy Managerの運用の一つで、ボリューム間のバックアップ/リストアを高速に行います。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

バックアップボリューム

ETERNUS SF AdvancedCopy Managerに設定されている、バックアップ先ボリュームです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

バックアップモード

データファイルをRMAN以外(ユーザー管理)でオンラインバックアップする場合に、表領域に設定するモードです。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

バックアップ領域

本製品で取得されたバックアップ資源(RMANバックアップやACMバックアップなど)の格納先を配置する領域です。

バックアップ管理世代(バックアップ世代)

本製品でバックアップ資源を管理する単位、または、履歴のことです。1回のデータベース全体バックアップ(オンラインバックアップ/オフラインバックアップ)時に取得されたバックアップ資源を1世代分として、バックアップの履歴管理を行います。バックアップ管理世代は、オンライン系の運用とオフライン系の運用で別々に管理されます。

フェイルオーバー

なんらかの障害が発生したことを起因として、自動的にユーザー業務が運用系から待機系へ処理やデータを引き継ぐことです。詳細は、クラスタ・ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

不完全リカバリー

指定した過去の時点までデータベース全体をリカバリーすることです。不完全リカバリーでは、RESETLOGSが行われます。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

複数ノード運用

複数のクラスタノード間で、バックアップ運用環境資源を共有し、どのクラスタノードでも本製品の機能を実行できるようにする運用です。ただし、1つのターゲットデータベースに対して、同時に機能を実行できるノードは、1つのみです。複数のクラスタノードから同時に機能を実行することはできません。

プライマリノード

以下の条件においては、クラスタリソースがオンラインのノードがプライマリノードとなります。

  • HA構成で、以下の機能を使用する場合

    • オンライン運用環境設定系の機能

    • オンラインバックアップ系の機能

    • オフライン運用環境設定系の機能

    • オフラインバックアップ系の機能

また、以下の条件においては、どのノードをプライマリノードとしてもかまいませんが、ACMリソースやディスクリソースなどの必要なリソースがオンラインになっているノードである必要があります。

  • HA構成で、以下の機能を使用する場合

    • オンライン復旧系の機能

    • オフライン復旧系の機能

  • RAC構成の場合

ホットスタンバイ運用/構成

本製品では、通常、PRIMECLUSTERのホットスタンバイ運用のことを指します。詳細については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

ボリューム

本製品では、スライス、または、GDSの論理スライスを意味します。

メディアリカバリー

リストアされたバックアップ・データファイルまたは個々のデータ・ブロックにREDOを適用することです。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。本製品では、障害からデータベースを復旧するという意味でも使用されます。

リカバリ・カタログ

RMANのリポジトリ情報を格納するために、RMANで使用されるOracleの表およびビューのセットです。RMANは、このメタデータを使用して、データベースのバックアップ、リストアおよびリカバリーを管理します。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

リカバリ・カタログ・データベース

リカバリ・カタログ・スキーマ(リカバリ・カタログの表およびビューを含むスキーマ)が含まれているOracleデータベースです。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

リカバリ・カタログ・ユーザー

リカバリ・カタログ・スキーマ(リカバリ・カタログの表およびビューを含むスキーマ)の所有者となる、Oracleデータベースのユーザーです。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

リカバリー

消失した変更を再構築するために、REDOデータなどをデータベースファイルに適用すること、または、消失したデータをなんらかの方法で再構築または再作成することです。単に、データベースを復旧することを意味する場合もあります。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

リカバリー計画

本製品の復旧系の機能を実行した場合に生成される情報で、リストア対象ファイルやメディアリカバリーの方法、復旧地点など、データベース復旧時の方法や手順を細かく取り決めたもののことです。

リストア

消失または損傷したファイルをバックアップと置き換えることです。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

リスナー

サーバ上で実行される独立したプロセスです。クライアントの着信接続要求をリスニングし、サーバへの通信量を管理します。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

リソース

PRIMECLUSTER システムを構成するハードウェアおよびソフトウェアのうち、PRIMECLUSTER が管理するものを表す概念です。詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

リモートノード

プライマリノード以外のクラスタノードです。

リモート接続

ネットワーク・アドレスとデータ・サービス名を指定して接続するインスタンスを識別し、データベースに接続する方法です。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

レプリケーション運用(レプリケーション管理/レプリケーション)

ETERNUS SF AdvancedCopy Managerの運用の一つで、ボリューム間の複製を高速に行います。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

ローカルインスタンス

本製品の機能を実行したサーバで起動されているOracleデータベースのインスタンスです。

ローカル接続

接続するデータベース・インスタンスが存在するサーバ上で、データベースに接続する方法です。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

環境設定情報

本製品によるデータベースのバックアップ・復旧運用を行うために必要な情報です。環境設定情報は、環境設定ファイルに保存します。

管理領域

本製品によるデータベースのバックアップ・復旧運用を行うために必要な資源を格納する領域の総称です。管理領域に属する領域として、RMfO管理領域があります。

再バランス

ASMで、ASMディスクの追加、削除またはサイズ変更などのストレージ構成の変更後などに、すべてのファイルがASMディスク・グループ内の全ASMディスクで均等に分散されるように、データをASMディスク間で移動させる操作です。リバランスとも呼びます。詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照してください。

作業領域

スナップショット制御ファイルなどが格納される、データベースのバックアップ・リカバリー用の作業領域です。

二次バックアップ

本製品では、RMfOを使用してディスク上に取得されたバックアップ資源を、再度、ディスクまたはテープにパックアップすることを指します。

復元ポイント

データベースを復旧する目標時点です。本製品のオンラインリストア機能やオンラインカスタムリカバリー機能では、データベースをどの時点まで復旧するかを、復元ポイントに指定できます。

複製先ボリューム

ETERNUS SF AdvancedCopy Managerに設定されている、バックアップ先ボリュームです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

複製元ボリューム

ETERNUS SF AdvancedCopy Managerに設定されている、バックアップ元ボリュームです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。本製品では、バックアップ対象のデータベースファイルが配置されているボリュームを指します。

物理コピー

ETERNUS SF AdvancedCopy Managerでボリュームのコピーを行った場合に、バックグラウンドで実行されるハードウェアレベルのコピー処理のことです。詳細は、ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのマニュアルを参照してください。

保守モード

PRIMECLUSTERで、クラスタアプリケーションの切替えを一時的に抑止する特殊なモードです。詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。