ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

10.3.4 【CUI操作】オフライン物理コピー状態通知機能

オフライン物理コピー状態通知機能のコマンド操作手順を説明します。

ポイント

  • バックアップ方法にOS(dd)を選択している場合は、オフライン物理コピー状態通知コマンドは使用できません。

  1. rootユーザーでログインします

    対象ノードのサーバに、rootユーザーでログインします。
    rootユーザー以外でログインしている場合は、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更してください。

  2. オフライン物理コピー状態通知コマンドを実行します

    • オフラインバックアップの物理コピーの場合

      上記のケースで現在の物理コピー進捗状況を知りたい場合は、以下のようにオフライン物理コピー状態通知コマンドを実行してください。
      物理コピー状況が表示されます。

      # installdir/bin/rmfoacmstatof confname -b

      installdir : 本製品のインストールディレクトリ
      confname : 環境設定名

      物理コピーが完了するまで待つ場合は、以下のようにオフライン物理コピー状態通知コマンドを実行してください。
      コマンド処理内で物理コピー状況が定期的にチェックされ、物理コピーが完了するとコマンドが終了します。

      # installdir/bin/rmfoacmstatof confname -b -w s

      installdir : 本製品のインストールディレクトリ
      confname : 環境設定名
      s : チェック間隔(秒)。省略時は180秒

    • オフラインリストアの物理コピーの場合

      上記のケースで現在の物理コピー進捗状況を知りたい場合は、以下のようにオフライン物理コピー状態通知コマンドを実行してください。
      物理コピー状況が表示されます。

      # installdir/bin/rmfoacmstatof confname -r

      installdir : 本製品のインストールディレクトリ
      confname : 環境設定名

      物理コピーが完了するまで待つ場合は、以下のようにオフライン物理コピー状態通知コマンドを実行してください。
      コマンド処理内で物理コピー状況が定期的にチェックされ、物理コピーが完了するとコマンドが終了します。

      # installdir/bin/rmfoacmstatof confname -r -w s

      installdir : 本製品のインストールディレクトリ
      confname : 環境設定名
      s : チェック間隔(秒)。省略時は180秒

    参照

    オフライン物理コピー状態通知コマンドの詳細については、「第16章 コマンド」を参照してください。

  3. 実行結果を確認します

    コマンド処理が完了すると、処理終了メッセージが表示されます。
    コマンド終了ステータス、および、処理終了メッセージで、コマンドの処理結果を確認してください。

    エラーの場合は、実行ログを確認して、エラーの原因調査、および、対応を行ってください。