オフラインバックアップ機能のコマンド操作手順を説明します。
ポイント
クラスタ環境の場合は、プライマリノードで実行してください。
オフラインバックアップを行う前に、「10.2 オフラインバックアップ系の前作業の操作手順」を参照して、準備作業をすべて完了してください。
rootユーザーでログインします
対象ノードのサーバに、rootユーザーでログインします。
rootユーザー以外でログインしている場合は、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更してください。
オフラインバックアップコマンドを実行します
以下のようにオフラインバックアップコマンドを実行してください。
オフラインバックアップが実行されます。
# installdir/bin/rmfobackupof confname |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
参照
オフラインバックアップコマンドの詳細については、「第16章 コマンド」を参照してください。
実行結果を確認します
コマンド処理が完了すると、処理終了メッセージが表示されます。
コマンド終了ステータス、および、処理終了メッセージで、コマンドの処理結果を確認してください。
コマンド終了ステータスについては、「第16章 コマンド」を参照してください。
処理終了メッセージについては、「第17章 メッセージ」を参照してください。
エラーの場合は、実行ログを確認して、エラーの原因調査、および、対応を行ってください。
実行ログについては、「第18章 実行ログ」を参照してください。
注意
コマンド終了ステータスが「正常終了(警告あり)」で復帰した場合、ASMディスク・グループがディスマウント状態で、かつ、データベースインスタンスが未起動状態のノードが存在する場合があります。必要なノードに対して、「10.4 オフラインバックアップ系の後作業の操作手順」に記載している「ASMディスク・グループのマウント方法(警告エラー時)」、および、「データベースインスタンスの起動方法(警告エラー時)」を実施してください。