管理領域、および、バックアップ領域に対して、以下を確認してください。
マウント状態の確認方法
管理領域、および、バックアップ領域の領域指定がボリューム指定の場合、アンマウント状態であることを確認してください。
マウント状態の確認やアンマウントの方法の例は、以下のとおりです。
rootユーザーでログインします
対象ノードのサーバに、rootユーザーでログインします。
rootユーザー以外でログインしている場合は、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更してください。
ボリュームのマウント状態を確認します
例
マウント状態を確認
# df -ln / : ufs /devices : devfs /system/contract : ctfs /proc : proc : (省略) : /backup : ufs
RMfO管理領域やバックアップ領域がマウント状態である場合は、アンマウントします
例
アンマウント
# umount /backup
/backup : RMfO管理領域やバックアップ領域のマウントポイントの例
注意
以下の領域をマウントしたままバックアップを実行した場合、二重マウントによりファイルシステムが破壊される場合や、バックアップが正常終了しても、取得されたバックアップがデータベースの復旧に使用できない場合があります。
管理領域
RMfO管理領域(ボリューム指定の場合)
バックアップ領域
データファイルバックアップ領域(RMAN)(ボリューム指定の場合)
データファイルバックアップ領域(ACM)
制御ファイルバックアップ領域(ボリューム指定の場合)
アーカイブログバックアップ領域(ボリューム指定の場合)
SPFILEバックアップ領域(ボリューム指定の場合)
そのため、バックアップ実行前に、必ず、上記の領域がどのサーバからもマウントされていないことを確認してください。