オンラインノード情報セットアップでは、クラスタ構成の場合に、プライマリノードで設定済みの環境設定情報を他のクラスタノードに反映し、クラスタノード情報を追加します。
オンラインノード情報セットアップを実行すると、RMfO管理領域内の環境設定ファイルが、実行ノードの本製品のインストールディレクトリ配下にも作成されます。
コマンドを使用して、オンラインノード情報セットアップを実行する手順を説明します。
注意
「7.1 オンライン運用環境設定の流れ」を参照して、事前に行うべき作業がすべて完了していることを確認してください。
rootユーザーでログインします
データベースサーバにrootユーザーでログインします。root以外のユーザーでログイン後、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更することもできます。
オンライン環境設定ファイルを格納するディレクトリを作成します
以下の場所に環境設定名のディレクトリを作成します。
installdir/conf/work/confname |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
オンライン環境設定ファイルを作成します
作成したディレクトリ配下に、以下のオンライン環境設定ファイルを作成します。設定する値は、プライマリノードと同一にしてください。
参照
オンライン環境設定ファイルの設定内容については、「20.1 オンライン運用環境設定ファイル」を参照してください。
オンラインノード情報セットアップコマンドを実行します
以下のコマンドを実行してください。
オンラインノード情報が登録され、環境設定ディレクトリに残りのオンライン環境設定ファイルが格納されます。
# installdir/bin/rmfonodesetup confname -a |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
実行結果を確認します
コマンド処理が完了すると、処理終了メッセージが表示されます。
コマンド終了ステータス、および、処理終了メッセージで、コマンドの処理結果を確認してください。コマンド終了ステータスについては、「第16章 コマンド」を参照してください。処理終了メッセージについては、「第17章 メッセージ」を参照してください。
実行ログを確認して、エラーが発生していないことを確認してください。実行ログについては、「第18章 実行ログ」を参照してください。