本製品で使用するSWSTGNODE設定ファイルについて説明します。
オンライン運用環境設定作業を実施する前に設定ファイルを作成し、設定をする必要があります。
SWSTGNODE設定ファイル
SWSTGNODE設定ファイルは、ACM関連の環境変数を設定するファイルです。バックアップ方法にACM機能を使用する場合に作成します。
SWSTGNODE設定ファイルは、本製品の運用環境設定単位で作成します。設定された環境変数は、運用環境設定単位で有効になります。
SWSTGNODE設定ファイルは、以下のような場合に作成します。
ACMをクラスタに登録している(SWSTGNODE環境変数を使用している)場合
参照
SWSTGNODE環境変数については、「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド」を参照してください。
SWSTGNODE設定ファイルの作成方法について説明します。
ポイント
作成したディレクトリとファイルには、rootユーザーの読み込み権限を与えてください。
クラスタ構成の場合、すべてのクラスタノードで作成する必要があります。
ディレクトリを作成します
以下のディレクトリを作成します。
installdir/conf/user/confname |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
SWSTGNODE設定ファイルを作成します
作成したディレクトリ配下に、以下のファイル名でSWSTGNODE設定ファイルを作成します。
installdir/conf/user/confname/rmfo_swstgnode.sh |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
ポイント
以下に、SWSTGNODE設定ファイルのサンプルがあります。サンプルをコピーしてファイルを作成することもできます。
installdir/sample/conf/rmfo_swstgnode.sh |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
SWSTGNODEを設定します
ACMをクラスタに登録している場合、作成したSWSTGNODE設定ファイルに、テキストエディタなどを使用して、以下のようにSWSTGNODEの定義を記述します。SWSTGNODEには、「2. SWSTGNODE設定ファイルを作成します」でディレクトリを作成したときに使用した環境設定名の運用環境で使用するACM論理ノード名を定義してください。
setenv SWSTGNODE nodename |
nodename : ACM論理ノード名
注意
運用環境設定を削除した後は、SWSTGNODE設定ファイルと環境設定名のディレクトリを手動で削除してください。