ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書

4.1.1 システム構成

本製品では、以下のシステム構成をサポートします。

• シングル構成

• HA構成

• RAC構成

HA構成の制限事項・注意事項

• 運用待機構成と相互待機構成をサポートします。

• カスケード構成はサポートしていません。

• 1:1以外のHA構成はサポートしていません。

• PRIMECLUSTER ホットスタンバイ構成、PRIMECLUSTER コールドスタンバイ構成、手動コールドスタンバイ構成をサポートします。

  ただし、手動コールドスタンバイ構成では、以下の注意が必要です。

  • RMfO管理領域や各バックアップ領域は各ノードで共有されている（引き継がれる）必要があります。

  • 運用環境設定の新規作成時は、以下の手順を実施してください。

    1. 【主系ノード】本製品のインストール

    2. 【主系ノード】シングル用の運用環境設定の新規作成を実施

    3. 【主系ノード】本製品インストール先配下のconfディレクトリ配下を退避

    4. 【主系ノード】ノード停止

    5. 【従系ノード】ノード起動

    6. 【従系ノード】本製品のインストール

    7. 【従系ノード】「3．」で退避した資源を、従系ノードの同じ場所にコピー

    8. 【従系ノード】ノード停止

    9. 【主系ノード】ノード起動

  • 運用環境設定の変更時は、以下の手順を実施してください。

    1. 【主系ノード】シングル用の運用環境設定の変更を実施

    2. 【主系ノード】本製品インストール先配下のconfディレクトリ配下を退避

    3. 【主系ノード】ノード停止

    4. 【従系ノード】ノード起動

    5. 【従系ノード】「2．」で退避した資源を、従系ノードの同じ場所にコピー

    6. 【従系ノード】ノード停止

    7. 【主系ノード】ノード起動

  • 運用環境設定の削除時は、以下の手順を実施してください。

    1. 【主系ノード】シングル用の運用環境設定の削除の実施

    2. 【主系ノード】本製品のアンインストール

    3. 【主系ノード】ノード停止

    4. 【従系ノード】ノード起動

    5. 【従系ノード】本製品インストール先配下のconfディレクトリ配下を削除

    6. 【従系ノード】本製品のアンインストール

    7. 【従系ノード】ノード停止

    8. 【主系ノード】ノード起動