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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.3

D.7.3 userApplication Configuration Wizard GUIのメッセージ

以下に、userApplication Configuration Wizard GUIが表示するメッセージの一覧を記載します。

■ 情報メッセージ

0801  Do you want to exit userApplication Configuration Wizard GUI?
      処理を終了しますか?

対処法

userApplication Configuration Wizard GUIを終了する場合は<はい>を選択し、終了しない場合は<いいえ>を選択してください。

0802  Do you want to cancel the setup process?
      処理を中断しますか?

対処法

userApplication Configuration Wizard GUIで操作中の処理を中断する場合は<はい>を選択し、中断を取り消す場合は<いいえ>を選択してください。

0803  Do you want to register setup in a cluster system?
      設定内容をシステムに登録しますか?

対処法

設定内容をシステムに登録する場合は<はい>を選択し、設定内容をシステムに登録しない場合は<いいえ>を選択してください。

0805  GUI is generating RMS Configuration.
      RMS Configuration情報を生成しています。

対処法

このメッセージは、RMS Configurationの生成が完了すると自動的に消えます。このメッセージが表示されなくなるまで待ってください。

0807   Do you want to remove only selected userApplication (userApplication name)?    Do you want to remove all the resources under userApplication?
      選択されているuserApplication (userApplication name) だけを削除しますか? userApplication配下の全てのResourceも削除しますか?

対処法

userApplicationのみの削除を行う場合は、<userApplicationのみ>を選択し、userApplication配下のResourceも全て削除する場合は、<全て>を選択し、中止する場合は<取消>を選択してください。userApplication nameは、削除対象となるuserApplicationの名前を表します。

0808  Do you want to remove only selected Resource (resource name) and all the resources under Resource?
      選択されているResource (resource name) およびResource配下の全てのResourceを削除しますか?

対処法

メッセージ内のresource nameで示されるリソースとその配下のリソースを削除する場合は<はい>を選択し、削除しない場合は<いいえ>を選択してください。

0810  Node name takeover is registered or removed in userApplication.  You need to restart SysNode to enable or disenable takeover network.  Restart SysNode after completing setup.
      ノード名引継ぎがuserApplicationに登録、または削除されました。 引継ぎネットワークを有効、または無効にするためにはSysNodeの再起動が必要です。設定処理終了後、SysNodeの再起動を行ってください。

対処法

設定処理が完了次第、ノード名引継ぎを設定したuserApplicationを含む全てのSysNodeを再起動してください。

0813  GUI is reading RMS Configuration.
      RMS Configuration情報を読み込み中です。しばらくお待ちください。

対処法

userApplication Configuration Wizard GUIがRMS Configuration情報を収集しています。

GUI内部で、処理が終了するまで閉じることはできません。

0814  GUI is saving RMS Configuration in a system.
      RMS Configurationをシステムに反映中です。しばらくお待ちください。

対処法

userApplication Configuration Wizard GUIがRMS Configuration情報を収集しています。

GUI内部で、処理が終了するまで閉じることはできません。

0815  GUI is generating RMS Configuration.
      RMS Configurationを生成しています。しばらくお待ちください。

対処法

userApplication Configuration Wizard GUIがRMS Configuration情報を生成しています。

GUI内部で、処理が終了するまで閉じることはできません。

0816  Do you want to generate RMS Configuration?
      RMS Configuration情報の生成を行いますか?

対処法

userApplication Configuration Wizard GUIがRMS Configuration情報を生成する場合は<はい>を選択し、生成しない場合は<いいえ>を選択してください。

0817  Do you want to distribute RMS Configuration?
      RMS Configuration情報の配布を行いますか?

対処法

userApplication Configuration Wizard GUIがRMS Configuration情報を配布する場合は<はい>を選択し、配布しない場合は<いいえ>を選択してください。

0818  Do you want to cancel the scalable settings of userApplication?
      選択されているuserApplicationのスケーラブル設定を削除しますか?

対処法

userApplication Configuration Wizard GUIがuserApplicationのスケーラブル設定を削除する場合は<はい>を選択し、削除しない場合は<いいえ>を選択してください。

■ 警告メッセージ

0830  Since other client is using userApplication Configuration Wizard GUI or the hvw(1M), GUI cannot be started.
      userApplication Configuration Wizard GUIやhvwコマンドが他のクライアントで使用中のため、起動できません。

対処法

他のクライアントでuserApplication Configuration Wizard GUIがすでに起動されていないか、hvwコマンドを使用していないかを確認してください。他の操作を終了してから、再度起動し直してください。

GUIを表示中にWebブラウザやWeb-Based Admin Viewのクラスタ管理サーバが再起動した場合でも、次回起動時に、このメッセージが表示される場合があります。このような場合は、5分程度待ってから、再度WebブラウザおよびGUIを起動してください。

0832  Cluster resource management facility is not running.  Since a list of candidate interfaces cannot be obtained, GUI is terminated.
      クラスタリソース管理機構が動作していません。インタフェースの候補一覧が取得できないため処理を終了します。

対処法

本現象が発生する原因として、以下のものがあります。

  • 原因1

    クラスタリソース管理機構の初期構成設定を完了していないノードが、Web-Based Admin Viewの監視対象ノードに含まれている。

  • 原因2

    クラスタリソース管理機構が動作していないノードが、Web-Based Admin Viewの監視対象ノードに含まれている。

原因1の確認方法

クラスタリソース管理機構の初期構成設定を完了していないノードが、Web-Based Admin Viewの監視対象ノードに含まれていないかを確認してください。

以下の手順で確認します。

  1. Web-Based Admin Viewの監視対象ノードの確認

    wvstat (1M) を実行して、各運用管理サーバの監視対象ノードを確認します。
    wvstat (1M) については、マニュアルページを参照してください。

  2. リソースデータベースの設定の確認

    Cluster AdminのCRMメインウィンドウ、または、clgettree (1) を使用し、手順1.で確認した全てのノードが表示されることを確認します。
    clgettree (1) については、マニュアルページを参照してください。

Web-Based Admin View で業務LANとは異なるネットワークを使用して運用管理を行っている場合は、手順1.で表示されるノード名と手順2.で表示されるノード名が異なります。

原因1の対処

クラスタリソース管理機構の初期構成設定のみが完了していない場合は、クラスタリソース管理機構の初期設定が完了していないノードで、初期構成設定および、自動構成を行ったあと、userApplication Configuration Wizard GUIを使用してください。クラスタリソース管理機構の初期設定については、“5.1.3 クラスタリソース管理機構の初期設定”を参照してください。

製品パッケージのインストールのみ完了している場合は、“9.1 ノード増設”に従って、ノードを増設したあと、userApplication Configuration Wizard GUIを使用してください。

これ以外の場合は、クラスタリソース管理機構の初期構成設定が完了していないノードの、Web-Based Admin Viewの運用管理サーバの設定を、現在設定されている運用管理サーバとは異なるホストに変更してください。

Web-Based Admin Viewの運用管理サーバの変更方法については、“4.2.3.1 運用管理サーバの初期設定”を参照してください。

原因2の確認方法

クラスタリソース管理機構が動作していないノードが、Web-Based Admin Viewの監視対象ノードに含まれていないかを確認してください。

以下の手順で確認します。

  1. Web-Based Admin Viewの監視対象ノードの確認

    wvstat (1M) を実行して、各運用管理サーバの監視対象ノードを確認します。
    wvstat (1M) については、マニュアルページを参照してください。

  2. クラスタリソース管理機構の動作状況の確認

    Cluster AdminのCRMメインウィンドウ、または、clgettree (1) を使用し、ノードの状態が、「ON」以外になっているノードを確認します。
    clgettree (1) については、マニュアルページを参照してください。

原因2の対処

クラスタリソース管理機構が動作していないノードを起動してください。

0833  RMS is running.  Since Configuration might not be saved, GUI is terminated.
      RMSが動作中です。構成情報が反映できない可能性があるため処理を終了します。

対処法

RMSが動作中です。作成や変更を行おうとしたConfiguration情報の生成や配布に失敗する可能性があります。RMSを停止後、再度実行してください。

0834  An invalid character is included.
      不適切な文字が含まれています。

対処法

userApplication名、Resource名、スクリプト名、スクリプトパスに不適切な文字が含まれていますので、入力し直してください。

0835  Removing resource (resource name) will concurrently remove userApplication (userApplication name).  Do you want to continue?
      このResource (resource name)を削除するとuserApplication (userApplication name)も同時に削除されます。処理を続けますか?

対処法

userApplication配下の全てのリソースを削除しようとしています。
メッセージ内のuserApplication nameで示されるuserApplicationとその配下のリソース(resource name)を全て削除する場合は<はい>を選択し、削除処理を行わない場合は<いいえ>を選択してください。

0836  A name is not entered.
      名前が設定されていません。

対処法

userApplicationまたはResource名、Script名を入力してください。

0837  A value is invalid.
      適切な数値ではありません。

対処法

TIMEOUTやネットマスクなどに入力した数値が適切な値ではありません。適切な値を再度入力してください。

0838  The specified takeover IP address is not available.
      指定された引継ぎIPアドレスは使用できません。

対処法

引継ぎIPアドレスを入力し直してください。

0839  There is an incorrect setup.
      設定した項目に誤りがあります。(誤りのある内容)

対処法

(誤りのある内容)の属性を変更し、操作を続行してください。

0840  The takeover network name has been defined.    Do you want to use the following definitions?
      引継ぎネットワーク名の定義が既に設定されています。  以下の定義値をそのまま使用しますか? (設定済の内容)

対処法

既に/usr/opt/reliant/etc/hvipalias ファイルに、引継ぎネットワークの情報が記載されています。その設定値を使用する場合は、「はい」を選択してください。

「いいえ」を選択した場合は、userApplication Configuration Wizard GUIが、前述のファイルと /etc/inet/hosts の引継ぎネットワーク情報を再作成します。この場合、Ipaddressリソースの削除時に、 /usr/opt/reliant/etc/hvipalias と /etc/inet/hosts から、引継ぎネットワークの情報を自動的に削除できるようになります。

0841  There is an attribute different than the ones of other resources.    Do you want to continue?"
      他のResourceと設定値の異なる属性があります。処理を続行しますか?(設定値の異なる属性の情報)

対処法

表示された属性値に問題がないか見直してください。

「はい」を選択した場合は、設定された属性情報をそのまま設定します。

0848  The file name is not specified.
      ファイル名が指定されていません。

対処法

参照ファイルのパスを入力してください。

0849  A required setup is missing.
      必要な項目が設定されていません。

対処法

画面で必要な項目の設定を行ってください。

0852  It is not a proper combination.
      適切な組み合せではありません。

対処法

排他関係を設定したuserApplicationの組み合せが正しくありません。

1つの排他グループには、2つ以上のuserApplicationを設定する必要があります。

0856  The selected userApplication or Resource cannot be edited.
      指定された名前が無効、または既に使用されています。

対処法

userApplication名、Resource名を変更して、再度設定処理を行ってください。

0857  The specified takeover Ipaddress or host name has been used.
      指定された引継ぎIPアドレスまたは、ホスト名が既に使用されています。

対処法

IPアドレスやホスト名を入力し直してください。

0859  Invalid file name or path.
      指定されたファイルまたはディレクトリが見つかりません。

対処法

参照ファイルのパスを入力し直してください。

0860  The specified file exists.   Do you want to replace it?
      指定されたファイルが既に存在します。置換えますか?

対処法

作成しようとしたファイルがすでに存在しています。<はい>を選択した場合は、置換します。<いいえ>を選択した場合は、置換しません。

0861  The specified interface is different.    Do you want to set up IP address?
      指定されたインタフェースが異なります。IPアドレスを設定しますか?

対処法

引継ぎネットワークで使用するネットワークインタフェースカード(NIC)に割り当てているIPアドレスのセグメントが異なっています。このまま設定を続ける場合は、<はい>を選択します。NICを再度選択する場合は、<いいえ>を選択してください。

0866  The file system has been used.
      ファイルシステムはすでに使用されています。

対処法

作成しようとしているファイルシステムが、すでに使用中です。他のデバイスパスやマウントポイントを設定してください。

0867  Since a list of candidate interfaces cannot be obtained.   The process is exited.
      インタフェースの候補一覧が取得できないため処理を終了します。

対処法

リソースに設定しようとしているインタフェースの候補が取得できませんでした。クラスタリソース管理機構に事前登録を行っているか確認し、再度操作を行ってください。

0868  It is not an executable file.
      実行可能なファイルではありません。

対処法

指定されたファイルは、実行可能なファイルではありません。他のファイルを使用するか、ファイルに実行権を付けてください。

■ エラーメッセージ

0880  A non-classified error occurred.
      未分類のエラーが発生しました。(サーバからのエラー)

対処法

userApplication Configuration Wizard GUI内部でエラーが発生しました。

Javaコンソール/エラー詳細 /保守情報を採取して、当社技術員(SE)に連絡してください。

保守情報については、“付録C トラブルシューティング”を参照してください。

0881  Connection to the server failed.
      サーバとの通信に失敗しました。

対処法

サーバの内部矛盾または、Webブラウザとクラスタ管理サーバ間のネットワークを切断するような事象(再起動、シャットダウン、緊急停止、LANのケーブルが抜けている)が発生している可能性があります。

Web-Based Admin Viewのメッセージが表示されている場合は、そのメッセージの対処方法に従ってください。

Web-Based Admin Viewのメッセージが表示されていない場合は、このメッセージに応答し、userApplication Configuration Wizardを再度起動してください。

上記方法で対処できない場合には、Javaコンソール/エラー詳細 /保守情報を採取して、当社技術員(SE)に連絡してください。

保守情報については、“付録C トラブルシューティング”を参照してください。

0882  A non-supported package is installed.    Check the version.
      未サポートのパッケージがインストールされています。パッケージのバージョン情報を確認してください。(詳細情報)

対処法

userApplication Configuration Wizard GUIが必要としているパッケージのバージョンと異なるバージョンのパッケージが、クラスタノードにインストールされています。(詳細情報)に出力された情報を参照し、クラスタノードの該当パッケージを再度インストールしてください。

0883  Since the specified file is in the non-supported format,   it cannot be edited.
      指定されたファイルは、未サポートのフォーマットであるため、編集できません。

対処法

編集しようとしたファイルは、Bourne, C, Korn shell以外のため、編集できません。別のファイルを指定してください。

0886  Since a list of candidate interfaces that can set in Resrouce is not acquired, the process is exited.
      Resourceに設定することができるインタフェースの候補一覧を取得できませんでした。処理を終了します。

対処法

Resourceに設定する情報の候補一覧が取得できませんでした。クラスタリソース管理機構が動作しているか、自動リソース登録は行われているか、GdsやGlsの設定が行われているかを確認してください。それらの設定が行われていなかった場合、それらの設定を行った後、再度処理を実行してください。

0888  The command is abnormally terminated.
      コマンドが異常終了しました。(コマンドからのメッセージ出力)

対処法

再度同様の操作を行っても、現象が変らない場合は、Javaコンソール/エラー詳細 /保守情報を採取して、当社技術員(SE)に連絡してください。
また、コマンドからのメッセージ出力には“FJSVcluster”のキーワードどメッセージ番号が記載されていることがあります。その場合は、“PRIMECLUSTER Cluster Foundation導入運用手引書”の“11.10 クラスタリソース管理機構メッセージ”に従って対処してください。

保守情報については、“付録C トラブルシューティング”を参照してください。

0889  The command execution failed.
      コマンドの実行に失敗しました。(コマンドからのメッセージ出力)

対処法

再度同様の操作を行っても、現象が変らない場合は、Javaコンソール/エラー詳細 /保守情報を採取して、当社技術員(SE)に連絡してください。

保守情報については、“付録C トラブルシューティング”を参照してください。

0890  The SysNode for executing a command cannot be found.
      コマンドを実行するSysNodeが見つかりません。

対処法

Web-Based Admin Viewの3層構成を使用している場合で、その管理サーバからアクセスできるクラスタノードがありません。クラスタノードのWeb-Based Admin Viewが動作しているかを確認してください。Web-Based Admin Viewの動作状況は、/etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvstat を実行することで確認できます。
Web-Based Admin Viewの環境に問題がなく、現象が変らない場合は、Javaコンソール/エラー詳細 /保守情報を採取して、当社技術員(SE)に連絡してください。

保守情報については、“付録C トラブルシューティング”を参照してください。

0891  Reading RMS Configuration failed.
      RMS Configuration情報の読み込みが失敗しました。

対処法

RMS Configuration情報が、解析できない状態です。

userApplicationやResourceを作成していない状態であれば、別のConfiguration情報に変更してください。
現象が変らない場合は、Javaコンソール/エラー詳細 /保守情報を採取して、当社技術員(SE)に連絡してください。

保守情報については、“付録C トラブルシューティング”を参照してください。

0893  RMS Configuration generation failed.
      RMS Configuration情報の生成が失敗しました。(コマンドからのメッセージ出力)

対処法

最初から操作をやり直してください。

上記方法で対処できない場合には、Javaコンソール/エラー詳細 /保守情報を採取して、当社技術員(SE)に連絡してください。

保守情報については、“付録C トラブルシューティング”を参照してください。

0895  RMS Configuration distribution failed.
      RMS Configuration情報の配布が失敗しました。(コマンドからのメッセージ出力)

対処法

以下のことを確認してください。

  1. userApplicationに関連していないResourceが存在していないか。

  2. Resourceが1つもないuserApplicationが存在していないか。

上記の状態の場合は、不要なuserApplicationやResourceを削除してください。

上記現象でない場合は、最初から操作をやり直してください。

それでもエラーとなる場合には、Javaコンソール/エラー詳細 /保守情報を採取して、当社技術員(SE)に連絡してください。

保守情報については、“付録C トラブルシューティング”を参照してください。

0896  Since a list of candidate procedure resources that can set in Resrouce is not acquired, the process is exited.
      Resourceに設定できるプロシジャリソースの候補一覧を取得できませんでした。処理を終了します。

対処法

Resourceに設定する情報の候補一覧が取得できませんでした。クラスタリソース管理機構が動作しているか、プロシジャリソースの事前設定は行われているかを確認してください。事前設定が行われていなかった場合、事前設定を行った後、再度処理を実行してください。