Linux上で動作する以下のコンポーネントのうち、1つ以上インストールされている必要があります。
Interstage Navigator Server (Navigatorサーバ)
Interstage Navigator HTTP Virtual Client (HTTPトンネリング 仮想クライアント)
Interstage Navigator Web Component (Webコンポーネント)
コンポーネントごとに、以下のセットアップが完了している必要があります。
Interstage Navigator Server
環境設定ファイルは、/etc/xinetd.d/配下にあるrnサービスのserver_argsパラメーターから取得します。rnサービスのserver_argsの指定形式は以下のように記述してください。正しく記述されていない場合、環境設定ファイルのパスが解決できず、パラメーターの設定に失敗します。
service rn { : server_args = <Navigatorサーバの環境設定ファイル> : }
環境設定ファイルが存在しない状態でパラメーター設定を行う場合、パッケージファイルに環境設定ファイルを含めてください。
Interstage Navigator HTTP Virtual Client
ありません。
Interstage Navigator Web Component
ありません。
以下の手順でパラメーター設定を行います。
パラメーター設定をする前に、Interstage Navigatorのすべてのコンポーネントを停止します。
設定するファイルをZIP形式で圧縮し、パッケージファイルを作成します。
それ以外のファイルはパッケージファイルに含める必要はありません。
作成したパッケージファイルをアップロードします。
アップロードおよびパラメーター設定の方法は、Systemwalker Software Configuration Managerの操作ガイドを参照してください。
その他の設定できるパラメーターに関しては、"1.16.2 パラメーター情報"の"説明"に従ってパラメーター設定を行います。
以下のファイル名は固定です。それ以外のファイル名は、他の設定ファイルにより設定したファイル名となります。
purewebconfig.properties
pureweblog4j.properties
symnavhttp.conf
設定するファイル名は重複しないようにしてください。
設定ファイルの改行コードは、必ずLinuxの改行コード(LF)にしてください。
設定するファイルが格納されるディレクトリは事前に作成してください。
パッケージファイルは2MB以下としてください。
設定する所有者名およびグループ名は必ずサーバ上に存在する名前を指定してください。
パラメーター設定後に以下の作業を行ってください。
パラメーター設定が完了したら、設定対象のInterstage Navigatorのコンポーネントを開始します。
パラメーター設定により、サーバに配置したファイルが不要となる場合があります。例えば、グループリストファイル(RN_DICTIONARY_GROUP)が不要となり、設定を削除した場合には、グループリストファイルがサーバ上に残存した状態となります。不要になったファイルは自動的に削除されません。パラメーター設定後、不要になったファイルは手動で削除してください。