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Systemwalker Software Configuration Manager パラメーターリファレンス
FUJITSU Software

1.12.2 ミドルウェア個別処理(パラメーター設定編)

Interstage Big Data Parallel Processing Serverのパラメーターを設定する場合に必要な条件や手順を説明します。


パラメーター設定を行うことにより、対象サーバの/etc/hadoop配下のHadoop設定ファイルを更新します。

更新可能なHadoop設定ファイルは、以下の通りです。

注意

  • 設定対象のHadoop設定ファイルが対象サーバに存在しない場合は、パラメーター設定に失敗します。

  • 連携サーバに対して、パラメーター設定を実施した場合は、パラメーター設定に失敗します。

1.12.2.1 パラメーター設定の動作条件

Interstage Big Data Parallel Processing Serverのパラメーター設定を行うには、対象サーバにInterstage Big Data Parallel Processing Serverがインストールされ、セットアップまで完了している必要があります。

参照

Interstage Big Data Parallel Processing Serverのインストール、セットアップ手順については、『Interstage Big Data Parallel Processing Server ユーザーズガイド』を参照してください。

1.12.2.2 パラメーター設定の手順

以下の手順に従い、パラメーター設定を実施してください。

  1. パラメーターパッケージ(Hadoop設定ファイル)の作成

    対象サーバに配布するHadoop設定ファイルを編集し、パラメーターパッケージを作成してください。

    作成するパラメーターパッケージの構成は「1.12.1.2 パラメーターパッケージ」を参照してください。

    注意

    正常動作が確認されているサーバ上のHadoop設定ファイルを元にパラメーターパッケージを作成してください。

    Hadoop設定ファイルはパラメーター収集機能でも取得することが可能です。

    参照

    各Hadoop設定ファイルの記述方法については、『Interstage Big Data Parallel Processing Server ユーザーズガイド』を参照してください。

  2. パラメーター値の設定

    管理コンソールの[パラメーター情報編集]画面で設定対象のHadoop設定ファイルに該当するキーの値を"true"に設定してください。

    値を設定しない場合、または"false"を設定した場合は設定対象外とします。

  3. パラメーターパッケージ(Hadoop設定ファイル)の登録

    管理コンソールの[パラメーター情報編集]画面で[新規アップロード]のラジオボタンを選択し、1.で作成したパラメーターパッケージを登録してください。

  4. パラメーター設定の実行

    設定、登録した内容でパラメーター設定を実行してください。

1.12.2.3 パラメーター設定後の手順

Interstage Big Data Parallel Processing Serverのパラメーターを設定した後に、製品を利用するために必要な手順を説明します。


設定したパラメーターを有効にするために、マスタサーバ上で「bdpp_stop」コマンド、および「bdpp_start」コマンドを実行し、Hadoopの再起動を実施してください。

設定対象のサーバが複数台ある場合は、対象のサーバ全てに対してパラメーター設定を実施した後、マスタサーバ上でHadoopの再起動を行ってください。

注意

Hadoop再起動は実行中のジョブが存在しない状態で実施してください。

ジョブ実行中にHadoop再起動を行った場合は、実行中のジョブが中断します。

その場合は、Hadoop起動後に必要に応じて中断したジョブを再度実行してください。

参照

Hadoopの再起動については、『Interstage Big Data Parallel Processing Server ユーザーズガイド』を参照してください。