ETERNUS SF XL-DATA/MVに設定できるパラメーターと収集できるパラメーターを説明します。
【Linux】
No. | 分類 | パラメーター | 設定 | 収集 | パラメーターの定義 | 説明 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | データ転送環境設定ファイル | データ転送環境設定ファイル | ○ | ○ | キー | env_conf_file | データ転送環境設定ファイル名を指定してください。 指定されない場合は、定義の設定はしません。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
2 | デーモンのRCスクリプト ファイル | デーモンのRCスクリプト ファイル | ○ | ○ | キー | rc_script | デーモンのRCスクリプトのファイル名を指定してください。 指定されない場合は、定義の設定はしません。 |
型 | string | ||||||
デフォルト値 | なし | ||||||
3 | ユーザ名 | ユーザ名 | ○ | ○ | キー | user_name | 利用者登録ファイルおよび、フィルターコマンド復帰コード変換ファイルを定義するユーザ名を全て指定してください。 空文字を指定した場合、値は無視します。 指定されない場合は、定義を設定しません。 |
型 | string array | ||||||
デフォルト値 | なし |
設定できるパラメーターパッケージと収集できるパラメーターパッケージを説明します。
パラメーター設定
設定できるパラメーターパッケージのzipファイルは、以下のようなディレクトリ構成で作成してください。
<ZIPファイルのルート> + データ転送環境設定ファイル + デーモンのRCスクリプト + ユーザフォルダ1[ディレクトリ] + .mftf(利用者登録ファイル) + .filter_mftf(フィルターコマンド復帰コード変換ファイル) :
設定できるパラメーターを以下に説明します。
パラメーター | 定義ファイル | 説明 |
---|---|---|
データ転送環境設定ファイル | env_conf_fileキーに指定したファイル名 | オンラインマニュアル「ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書」の「データ転送環境設定ファイルの設定」を参照してください。 |
デーモンのRCスクリプト | rc_scriptキーに指定したファイル名 | オンラインマニュアル「ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書」の「デーモンの起動方法」を参照してください。 |
ユーザフォルダ | user_nameキーに指定したユーザ名 | 利用者登録ファイルを登録するユーザ毎にフォルダを作成し、定義ファイルを格納してください。 |
利用者登録ファイル | ユーザ名\ .mftf | オンラインマニュアル「ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書」の「データ転送用利用者登録」を参照してください。 |
フィルターコマンド 復帰コード変換ファイル | ユーザ名\ .filter_mftf | オンラインマニュアル「ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書」の「フィルターコマンド復帰コード変換ファイルの作成」を参照してください。 |
注意
設定する定義ファイルの改行コードは、LFにしてください。
設定する定義ファイルは、既に登録されている定義ファイルを上書きします。定義を変更しない場合は、パラメーターから削除するか、または、登録済みの定義ファイルと同じ内容の定義ファイルを設定してください。
ユーザフォルダに指定したユーザ名は、システムに登録されており、ホームディレクトリが存在している必要があります。
ユーザフォルダには、利用者登録ファイルの設定が必要です。
パラメーター収集
収集できるパラメーターパッケージのzipファイルは、以下のようなディレクトリ構成で作成されます。
<ZIPファイルのルート> + mftfenv.conf(データ転送環境設定ファイル) + mftfd(デーモンのRCスクリプト) + ユーザフォルダ1 + .mftf(利用者登録ファイル) + .filter_mftf(フィルターコマンド復帰コード変換ファイル) :
収集できるパラメーターを以下に説明します。
パラメーター | 定義ファイル | 説明 |
---|---|---|
データ転送環境設定ファイル | mftfenv.conf | 以下の登録済みの定義ファイルを収集します。 ・/etc/mftf/env/mftfenv.conf |
デーモンのRCスクリプト | mftfd | 以下の登録済みの定義ファイルを収集します。 ・/etc/rc.d/init.d/mftfd |
ユーザフォルダ | ユーザ名 | ユーザのホームディレクトリに利用者登録ファイルを定義しているユーザ毎にフォルダを作成します。 |
利用者登録ファイル | ユーザ名\ .mftf | ユーザのホームディレクトリに格納されている利用者登録ファイルを収集します。 |
フィルターコマンド 復帰コード変換ファイル | ユーザ名\ .filter_mftf | ユーザのホームディレクトリに格納されているフィルターコマンド復帰コード変換ファイルを収集します。 |
注意
ユーザの採取対象は、ホームディレクトリ配下に利用者登録ファイルの定義があるユーザだけです。
ホームディレクトリを複数ユーザで共有している場合、複数ユーザの情報が採取されます。