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Systemwalker Software Configuration Manager パラメーターリファレンス
FUJITSU Software

1.10.2 ミドルウェア個別処理(パラメーター設定編)

Interstage Application Serverのパラメーターを設定する場合に必要な条件や手順を説明します。

1.10.2.1 パラメーター設定の動作条件

JavaEE6_Mqcom_Passfileパラメーターの指定、asadminパスワードファイルの作成、アップロードが必須です。「1.10.1 パラメーター情報」の※3を参照してください。

1.10.2.2 パラメーター設定の手順

パラメーター設定には、Systemwalker Software Configuration Managerの管理コンソールを使用します。「パラメーター設定」ウィザードの「パラメーター情報名」ドロップダウンリストで「Interstage Application Server V11.1(JavaEE6)」を選択して、「確認/編集」ボタンをクリックしてください。「パラメーター情報 編集」の画面でパラメーターの値を指定してください。

パラメーター設定時にパラメーター収集の準備をします。

  1. 下記のファイルを作成してください。

    Windowsの例:

    javaee6_discover_parameters.cmd

    set JavaEE6_asadmcom_passwordfile=%IS_HOME%\var\discover\javaee6_asadminpass.txt

    javaee6_asadminpass.txt(「1.10.1 パラメーター情報」の※2、3、または4で作成したzipファイル(例:myParameterPkg.zip)です。)

    AS_ADMIN_PASSWORD=Interstage Application Server インストールに指定したJavaEE6のパスワード

    Linuxの例:

    各ファイルの改行コードは、LFとしてください。

    javaee6_discover_parameters.sh

    JavaEE6_asadmcom_passwordfile=/var/opt/discover/javaee6_asadminpass.txt

    javaee6_asadminpass.txt(「1.10.1 パラメーター情報」の※2、3、または4で作成したzipファイル(例:myParameterPkg.zip)です。)

    AS_ADMIN_PASSWORD=Interstage Application Server インストールに指定したJavaEE6のパスワード
  2. asadminの接続先ポート番号、imqcmdの接続先ポート番号、ユーザー、パスワードを変更した場合は、以下を実施してください。

    • 以下に示す表を参照して、javaee6_discover_parameters.cmdまたは.shを編集します。

    • imqcmdのパスワードを変更した場合は、javaee6_imqpass.txtを作成します。

  3. 手順1.と2.で作成したファイルをパラメーターパッケージのzipファイル(「1.10.1 パラメーター情報」の※2、3または4で作成したzipファイル(例:myParameterPkg.zip)に追加してください。

  4. 「パラメーター情報編集」の画面で「新規アップロード」のラジオボタンをクリックし、パラメーターパッケージのzipファイル(例:myParameterPkg.zip)を選択してください。

    パラメーター設定を実行すると、1.2.で作成したファイルが以下のフォルダに展開されます。正しく展開されていることを確認してください。

    Windows:

    %IS_HOME%\var\discover

    ※%IS_HOME%:Interstage Application Serverインストールフォルダ

    Linux:

    /var/opt/discover

パラメーター設定時には、設定するパラメーターの値を定義ファイルとしてパッケージファイルに格納するものがあります。これらサーバにアップロードするファイルは、全て一つのzipファイル(例:myParameterPkg.zip)に格納する必要があります。

作成するファイル

設定キー/設定例

説明

javaee6_discover_parameters.cmd(または.sh)

JavaEE6_asadmcom_port=12011

Java EE6環境設定でJava EE 6 DASサービスの運用管理用HTTPリスナーのポート番号を変更した場合に設定します。

JavaEE6_asadmcom_user=admin

Java EE6環境設定でJava EE 6 DASサービスのログインユーザ名を変更した場合に設定します。

JavaEE6_asadmcom_passwordfile=%IS_HOME%\var\discover\javaee6_asadminpass.txt

または

JavaEE6_asadmcom_passwordfile=/var/opt/discover/javaee6_asadminpass.txt

パスワードエントリを格納しているファイルの名前を指定します。(必ず設定してください。)

JavaEE6_Mqcom_HostnamePortnum=localhost:17676

メッセージブローカーのホスト名またはポート番号を変更した場合に設定します。

JavaEE6_Mqcom_Username=admin

imqcmdコマンドの管理者ユーザ名を変更した場合に設定します。

このオプションの指定がない場合は、adminが指定されます。

JavaEE6_Mqcom_Passfile=%IS_HOME%\var\discover\javaee6_imqpass.txt

または

JavaEE6_Mqcom_Passfile=/var/opt/discover/javaee6_imqpass.txt

imqcmdコマンドの管理者パスワードを変更した場合に設定します。

※一般製品非公開オプション

このオプションの指定がない場合は、adminのデフォルトパスワードadminが指定されます。

javaee6_asadminpass.txt

AS_ADMIN_PASSWORD=password

asadminのパスワードを指定します。

javaee6_imqpass.txt

imq.imqcmd.password=admin

imqcmdコマンドの管理者パスワードを変更した場合に作成します。

サンプルファイルは、Systemwalker Software Configuration Managerインストール環境の以下にzipファイル形式で提供されています。javaee6_discover_parameters.cmd(または.sh)の記載内容を有効にするためには、行頭の'rem'または'#'を削除してください。

【管理サーバがWindowsの場合】

【管理サーバがLinuxの場合】

1.10.2.3 パラメーター設定後の手順

パラメーター設定後に必要な手順はありません。