ディスカバリにより収集された各サーバのサーバ名、テナント名、ホスト名、IPアドレスなどのサーバ情報や、
インストールされているソフトウェア情報、適用済みパッチ情報などのソフトウェア構成情報を管理するため、
[構成管理]画面から以下の操作を行います。
ソフトウェア構成情報の参照
ディスカバリにより収集された各サーバを一覧表示し、個々のサーバの詳細情報やパッチ適用状況などを参照できます。また、条件指定による絞り込み表示も行えます。
構成ベースライン比較
構成ベースラインは、ディスカバリにより収集された情報のある時点のスナップショットです。
サーバでトラブルが発生した場合、正常に動作していた時点の構成ベースラインと現在の構成ベースラインを比較することで、正常動作時から新たに適用されたパッチを確認できます。
構成ベースラインはスケジュールにより定期的に作成されます。または、インフラ管理者が作成します。
図1.6 ソフトウェア構成管理の概要
それぞれの役割ごとに運用操作の流れを説明します。
作業の流れ | 本製品を利用する人 | マニュアル該当箇所 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
インフラ管理者 | 兼任管理者 | テナント管理者 | テナント利用者 | |||
1 | 構成ベースラインの作成 | ○ | ○ | - | - | 『リファレンスガイド』の「構成ベースライン作成コマンド」 |
2 | ソフトウェア構成情報の参照 | ○ | ○ | ○ | ○ | 『操作ガイド』の「構成管理」 |
3 | 構成ベースラインの比較 | ○ | ○ | ○ | ○ | 『操作ガイド』の「構成管理」 |
○:作業を実施する
-:作業を実施しない