本ソフトウェアでは、以前のバージョン・レベルで発生した障害が修正されています。
今回のバージョン・レベルで修正された内容および修正番号を説明しています。
項番 | VL | 修正番号 | 現象 |
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1 | V15.0.0 | PH01366 | [現象] 以下の条件の場合に、Windows OSパッチのディスカバリを実行すると、OutOfMemoryエラーの発生により処理が中断する場合があります。 [環境] Systemwalker Software Configuration Managerの連携サーバが接続するWindows Server Update Services(WSUS)に、多数のPC・サーバが登録されている環境 ※目安として400台以上。Systemwalker Software Configuration Managerが管理しているサーバの台数には関係しません。 [条件] swcfmg_patch_updateinfoコマンドを実行し、Windows OSパッチのディスカバリを行った場合 |
2 | V15.3.0 | PH02954 | [現象] Solaris OSパッチ情報のディスカバリを行うと、トレースログに以下のメッセージを出力して、ディスカバリに失敗する場合があります。 「CFMGD05091 Solarisのパッケージ情報の取得に失敗しました。Systemwalker Software Configuration Managerのエージェントで既にパッケージ情報の取得が起動中です。[IPアドレス:IPアドレス][OS:Solaris]」 [環境] Systemwalker Software Configuration Manager V15.3.0 Windows版導入環境 [条件] Solarisパッチ情報のディスカバリを実行します。 |
3 | V15.3.0 | PH03050 | [現象] 以下の条件のとき、パッチ適用コマンド(swcfmg_patch_apply)で富士通ミドルウェアパッチの配付を行うと以下のメッセージが表示されエラーとなります。 「CFMGC30452 コマンド指定に誤りがあります。」 [条件] 1)パッチ適用コマンドで富士通ミドルウェアパッチの配付を行う、かつ 2)実行後スクリプトを指定しない場合。 |
4 | V15.3.0 | PH03436 | [現象] ハードウェア情報の更新時、ハードウェア情報ファイルのパスワードを省略した場合、更新処理がエラーになります。 派生する現象として、無視すべき文字列"****"をパスワードとして指定した場合、文字列"****"がパスワードとして登録されます。 [発生条件] 以下の条件の場合、更新処理がエラーになります。 1)ハードウェア情報を登録する。かつ、 2)物理サーバのiRMC接続に使用するユーザのパスワードを省略する。かつ、 3)ハードウェア情報管理コマンドを-updateオプションで更新した場合。 または 1)ハードウェア情報を登録する。かつ、 2)ハイパーバイザに接続するユーザのパスワードを省略する。かつ、 3)ハードウェア情報管理コマンドを-updateオプションで更新した場合。 以下の条件の場合、文字列"****"がパスワードとして登録されます。 1)物理サーバのiRMC接続に使用するユーザーのパスワードに"****"を指定する。かつ、 2)ハードウェア情報管理コマンドを-addオプションで登録した場合。 または 1)ハイパーバイザに接続するユーザーのパスワードに"****"を指定する。かつ、 2)ハードウェア情報管理コマンドを-addオプションで登録した場合。 または 1)ハードウェア情報を登録する。かつ、 2)物理サーバのiRMC接続に使用するユーザーのパスワードに"****"を指定する。かつ、 3)ハードウェア情報管理コマンドを-updateオプションで更新した場合。 または 1)ハードウェア情報を登録する。かつ、 2)ハイパーバイザに接続するユーザーのパスワードに"****"を指定する。かつ、 3)ハードウェア情報管理コマンドを-updateオプションで更新した場合。 |
5 | V15.3.0 | PH03437 | [現象] ミドルウェア情報の登録コマンド(swcfmg_setup_mwinfo)を2回以上実行すると、異常終了する場合があります。そのとき以下のメッセージが出力されます。 「CFMGC20222 CMDBでシステムエラーが発生しました。[ID:"パラメーター収集定義ID" メッセージ:CFMGIC00011 Failed to connect cmdb or the search express on is invalid.」 [発生条件] 1)管理サーバのセットアップでミドルウェア情報の登録を、ミドルウェア情報の登録コマンドで実行する。かつ、 2)セットアップの完了後に、ミドルウェア情報の登録コマンドを実行する。 |
6 | V15.2.0 V15.3.0 | PH03440 | [現象] 以下の条件のとき、管理コンソールからパラメーター設定を行うと、パラメーターパッケージが設定対象のサーバに転送されず、パラメーター設定が行われない場合があります。 [条件] 1)事前定義パラメーターの管理コマンド(swcfmg_param_predef)で、事前定義パラメーターを作成し、パラメーターパッケージをアップロードする、かつ 2)管理コンソールにログインし、パラメーター設定ウィザードの「パラメーター設定」画面で、1)で作成した事前定義パラメーターを選択し、「パラメーター情報編集」画面を開く、かつ 3)2)の「パラメーター情報編集」画面で、パッケージに"新規アップロード"または"定義されたパッケージ使用"を選択し[OK]ボタンをクリックする、かつ 4)3)のパラメーター設定ウィザードからパラメーター設定を依頼する。 |
7 | V15.2.0 V15.3.0 | PH03716 | [現象] ジョブ情報管理コマンド(swcfmg_job)の詳細表示、または、管理コンソールの[ジョブ詳細]画面で、ジョブの詳細情報を取得すると「CFMGC00080 システムエラーです。」または「表示できる情報がありません。」のメッセージが表示されエラーとなる場合があります。 [条件] 1)業務サーバ環境の文字コード以外の文字コードの文字列を標準出力または標準エラーに出力するスクリプトを作成する、かつ 2)1)で作成したスクリプトをパッチ適用、パッチ配付、パラメーター設定、または、スクリプト実行の実行前スクリプト、実行後スクリプト、または、スクリプトに指定して実行する、かつ 3)ジョブ情報管理コマンド(swcfmg_job)の詳細表示または管理コンソールの[ジョブ詳細]画面で、2)で実行したジョブの詳細情報を表示する。 または 1)業務サーバ環境の文字コード以外の文字コードの文字列を標準出力または標準エラーに出力するスクリプトを作成する、かつ 2)パラメーター設定定義を作成し、1)で作成したスクリプトをアップロードする、かつ 3)2)で作成したパラメーター設定定義で、パラメーター設定を行う、かつ 4)ジョブ情報管理コマンド(swcfmg_job)の詳細表示または管理コンソールの[ジョブ詳細]画面で、3)で実行したジョブの詳細情報を表示する。 |
8 | V15.2.0 V15.3.0 | PH03717 | [現象] パラメーター情報更新コマンド(swcfmg_param_updateinfo)でパラメーター情報のディスカバリを行うと、トレースログに以下のメッセージが出力されエラーとなる場合があります。 「CFMGD05061 Systemwalker Software Configuration Manager管理対象サーバのパラメーター情報更新に失敗しました。パラメーター収集結果の移入に失敗しました。」 [条件] 1)業務サーバ環境の文字コード以外の文字コードの文字列を標準出力または標準エラーに出力するスクリプトを作成する、かつ 2)パラメーター収集定義を作成し、1)で作成したスクリプトをアップロードする、かつ 3)パラメーター情報更新コマンド(swcfmg_param_updateinfo)を実行し、2)で作成したパラメーター収集定義でパラメーターの収集を行う。 |
9 | V15.3.0 | PH05760 | [現象] Linuxパッチ管理対象定義インポートコマンド(swcfmg_patch_importrpmpolicy)を実行すると、下記メッセージが出力されエラーが発生する場合があります。 「Linuxパッチ管理対象設定ファイルのインポートを開始します。 [条件] 1)以下の2つのディレクトリ配下のファイルシステムが異なるOSに本製品のLinux管理サーバをインストールする。かつ、
2)Linuxパッチ管理対象定義インポートコマンド(swcfmg_patch_importrpmpolicy)を実行し、Linuxパッチ管理対象のRPMパッケージ定義をインポートした場合。 |
10 | V15.3.0 | PH05761 | [現象] 管理コンソールから富士通ミドルウェアパッチを配付すると、サーバ稼動確認でエラーが発生します。 [条件] 1)管理コンソールにログインする。かつ、 2)パッチ適用ウィザードからOS種別(プラットフォーム)がWindows EM64Tのパッチを配付した場合。 |