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Systemwalker Desktop Keeper 一元管理ガイド
FUJITSU Software

4.3 日時について

一元管理運用では複数地域(ロケール)の日時を扱います。各画面に表示される日時と、スケジュールに指定する日時について、以下に説明します。

表示される日時について

各画面、ファイル、コマンドに表示される日時を以下に説明します。

スケジュールに指定する日時について

スケジュールに指定する日時を以下に説明します。

集計期間の日時方針

集計期間指定における日時は、クライアント(CT)のローカル時刻が対象となります。

例)状況画面、ログアナライザの集計期間指定

ファイル持出しユーティリティの日時設定について

[持出しユーティリティ機能の設定]画面の[持出しユーティリティ起動可能日時設定]について、以下に説明します。

参考

日時・時刻確認方式について

  • [管理サーバに照会する]

    • [取得できない場合は起動不可]

      オフライン時にファイル持出しユーティリティを使用させない場合に指定します。

      使用可能時間外にクライアント(CT)の時刻を改ざんして使用されるのを防ぎます。

    • [取得できない場合はCTの日付・時刻を使用する]

      基本的に上記の運用を行いたいが、オフライン時にもファイル持出しユーティリティを使用させたい場合に指定します。

  • [CTの日付・時刻を使用する]

    クライアント(CT)と管理サーバ間の通信負荷を軽減させたい場合に指定します。

[持出しユーティリティ起動可能日時設定]で指定する日時は、クライアント(CT)のタイムゾーンでの日時です。

日付・時刻確認方式のポリシー

[持出しユーティリティ起動可能日時設定]と比較する日時

オンライン時

オフライン時

管理サーバに照会する

取得できない場合は起動不可

管理サーバの日時を、CTのタイムゾーンに変換した日時

例えば、管理サーバ、CT間に8時間の時差がある場合、管理サーバの日時を8時間補正した日時が使用されます。

-

管理サーバに照会する

取得できない場合はCTの日付・時刻を使用する

管理サーバの日時を、CTのタイムゾーンに変換した日時

例えば、管理サーバ、CT間に8時間の時差がある場合、管理サーバの日時を8時間補正した日時が使用されます。

CTのローカル日時

CTの日付・時刻を使用する

-

CTのローカル日時

CTのローカル日時

UTC(coordinated universal time)を使用する機能

バックアップ対象日付について

バックアップツール(GUI)では、管理サーバの日付より未来の日付を指定してのバックアップおよび削除はできません。

管理サーバの日付より未来の日付の操作ログをバックアップおよび削除をする場合は、バックアップコマンドを使用してください。

タイムゾーンについて

タイムゾーンを変更すると、正確な日時を取得できない場合があります。

その場合、誤った日時で操作ログを記録したり、日時比較を行う機能が誤判定をします。

タイムゾーンを変更した場合は、速やかにコンピュータを再起動してください。