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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.2 / AdvancedCopy Manager 16.2 運用ガイド VMware vSphere Virtual Volumes編
FUJITSU Storage

2.5.4 運用管理サーバの保守

運用管理サーバの保守について説明します。

不慮の事故などに備えて、本製品の運用管理環境をバックアップします。

本製品の導入時および運用管理サーバの設定変更時は、必ずバックアップしてください。また、自動的に動作および情報更新する機能もあるため、定期的にバックアップすることをお勧めします

2.5.4.1 運用管理サーバ環境のバックアップ/リストア

ETERNUS SF ManagerおよびETERNUS VASA Providerの動作に必要な情報に対して、バックアップ/リストアを実施します。

バックアップ

ETERNUS SF ManagerおよびETERNUS VASA Providerの動作に必要な情報をバックアップします。

  • ETERNUS SF Managerのバックアップ

    『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「運用管理環境の保守」にある「マネージャーのバックアップ」を参照してください。

  • ETERNUS VASA Providerのバックアップ

    『ETERNUS VASA Provider ユーザーズガイド』の「保守」にある「設定ファイルのバックアップ・リストア」を参照してください。

リストア

ETERNUS SF ManagerおよびETERNUS VASA Providerの動作に必要な情報をリストアします。

  • ETERNUS SF Managerのリストア

    『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「運用管理環境の保守」にある「マネージャーのリストア」を参照してください。

  • ETERNUS VASA Providerのリストア

    『ETERNUS VASA Provider ユーザーズガイド』の「保守」にある「設定ファイルのバックアップ・リストア」を参照してください。

運用管理サーバを仮想マシン上に構築している場合は、下記の手順でバックアップ/アップリストアを実施できます。

バックアップ

運用管理サーバが構築されている仮想マシンのクローンを採取してください。

リストア

以下の手順で復旧します。

  1. バックアップで採取したクローンの仮想マシンを起動します。
    バックアップ時に電源ON状態でクローンを採取していた場合は、起動後に仮想マシンを再起動してください。

  2. 装置の構成情報を復旧します。
    本製品に登録されているすべてのETERNUS ディスクアレイに対して、Webコンソールで[設定の再読み込み]を実施してください。

  3. VMware vSphere Virtual Volumes環境に関する構成情報を復旧します。
    esfadm esfadata restoreコマンドを使用して、VMware vSphere Virtual Volumes環境に関する構成情報を装置からリストアしてください。

この操作により、VVOLデータストアやVMware vSphere Virtual Volumes機能によって作成されている仮想マシンがvSphere Web Clientに正しく表示されていれば、正しく復旧されています。

2.5.4.2 調査資料の採取

運用管理環境で問題が発生した場合は、ETERNUS SF ManagerとETERNUS VASA Providerの両方の調査資料を採取してください。