運用管理サーバの保守について説明します。
不慮の事故などに備えて、本製品の運用管理環境をバックアップします。
本製品の導入時および運用管理サーバの設定変更時は、必ずバックアップしてください。また、自動的に動作および情報更新する機能もあるため、定期的にバックアップすることをお勧めします
ETERNUS SF ManagerおよびETERNUS VASA Providerの動作に必要な情報に対して、バックアップ/リストアを実施します。
ETERNUS SF ManagerおよびETERNUS VASA Providerの動作に必要な情報をバックアップします。
ETERNUS SF Managerのバックアップ
『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「運用管理環境の保守」にある「マネージャーのバックアップ」を参照してください。
ETERNUS VASA Providerのバックアップ
『ETERNUS VASA Provider ユーザーズガイド』の「保守」にある「設定ファイルのバックアップ・リストア」を参照してください。
ETERNUS SF ManagerおよびETERNUS VASA Providerの動作に必要な情報をリストアします。
ETERNUS SF Managerのリストア
『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「運用管理環境の保守」にある「マネージャーのリストア」を参照してください。
ETERNUS VASA Providerのリストア
『ETERNUS VASA Provider ユーザーズガイド』の「保守」にある「設定ファイルのバックアップ・リストア」を参照してください。
運用管理サーバを仮想マシン上に構築している場合は、下記の手順でバックアップ/アップリストアを実施できます。
運用管理サーバが構築されている仮想マシンのクローンを採取してください。
以下の手順で復旧します。
バックアップで採取したクローンの仮想マシンを起動します。
バックアップ時に電源ON状態でクローンを採取していた場合は、起動後に仮想マシンを再起動してください。
装置の構成情報を復旧します。
本製品に登録されているすべてのETERNUS ディスクアレイに対して、Webコンソールで[設定の再読み込み]を実施してください。
VMware vSphere Virtual Volumes環境に関する構成情報を復旧します。
esfadm esfadata restoreコマンドを使用して、VMware vSphere Virtual Volumes環境に関する構成情報を装置からリストアしてください。
この操作により、VVOLデータストアやVMware vSphere Virtual Volumes機能によって作成されている仮想マシンがvSphere Web Clientに正しく表示されていれば、正しく復旧されています。
運用管理環境で問題が発生した場合は、ETERNUS SF ManagerとETERNUS VASA Providerの両方の調査資料を採取してください。
ETERNUS SF Managerの調査資料の採取
『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「トラブルシューティング」にある「調査資料の採取」を参照してください。
ETERNUS VASA Providerの調査資料の採取
『ETERNUS VASA Provider ユーザーズガイド』の「保守」にある「保守情報の採取」を参照してください。