Exchange Serverデータベースのバックアップ運用を行っていた環境からAdvancedCopy Managerをアンインストールする場合は、アンインストールの前に以下の作業を行う必要があります。
バックアップコピー処理の停止
プロバイダのコピーセット解除
複製元/複製先ボリュームの削除
管理対象サーバの削除
AdvancedCopy Managerのクラスタアンセットアップ
プロバイダの登録解除
AdvancedCopy Managerのアンインストール
業務サーバのプライマリノードで、eternus_queryコマンドを実行してコピー状況を確認します。実行中のコピー処理がある場合は、eternus_stopcopyコマンドでコピー処理を停止してください。
業務サーバのプライマリノードで、eternus_copysetコマンドを実行してプロバイダのコピーセット情報を削除します。
swsrpdelvolコマンドを実行して、設定されている複製元/複製先ボリュームを削除します。
アンインストールする管理対象サーバをAdvancedCopy Managerの管理配下から削除します。
管理対象サーバの削除は、Webコンソールおよびstgxfwcmdelsrvコマンドで実施できます。
stgxfwcmdelsrvコマンドで削除した場合は、削除した管理対象サーバでのエージェント利用形態によって、以下の操作を実施してWebコンソールに反映します。
AdvancedCopy ManagerエージェントとStorage Cruiserエージェントの両方を利用していた場合
Webコンソールで、「設定の再読み込み」操作を実施して最新情報に更新してください。
AdvancedCopy Managerエージェントだけを利用していた場合
Webコンソールで、削除した管理対象サーバの削除操作を実施してください。
業務サーバがクラスタ構成の場合、業務サーバで、管理対象サーバ業務または運用管理サーバ業務の削除を実施します。クラスタアンセットアップの詳細は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』を参照してください。
業務サーバとバックアップサーバで、eternus_providerコマンドを実行してプロバイダの登録を解除します。
注意
バックアップサーバ、業務サーバに、運用を継続するほかのストレージグループが存在する場合、プロバイダの登録解除は実施しないでください。
『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのアンインストール」および「AdvancedCopy Managerエージェントのアンインストール」を参照し、AdvancedCopy Managerをアンインストールします。