名前
esfast autotier start - ストレージ自動階層制御の開始
形式
esfast autotier start -name name
コマンドパス
$INS_DIR\AST\Manager\opt\FJSVssast\sbin\esfast autotier start
($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」です。)
/opt/FJSVssast/sbin/esfast autotier start
機能説明
Tierプールのストレージ自動階層制御を開始します。コマンドの実行には、OSの管理者権限が必要です。
オペランド
Tierプールのストレージ自動階層制御を開始します。
オプション
ストレージ自動階層制御を開始するTierプール名を指定します。
半角英数字、"#"(シャープ)、"-"(ハイフン)、および"_"(アンダースコア)から構成される、1~16文字までの文字列を指定してください。
大文字・小文字は、区別しません。
Webコンソールで作成済みのTierプール名を指定してください。
終了ステータス
=0 : 正常終了
>0 : 異常終了
使用例
> C:\ETERNUS_SF\AST\Manager\opt\FJSVssast\sbin\esfast autotier start -name TrPool1 INFO:esast9000:Command terminated normally.
# /opt/FJSVssast/sbin/esfast autotier start -name TrPool1 INFO:esast9000:Command terminated normally.
注意事項
ストレージ自動階層制御を開始する対象のTierプールを2階層または3階層で構成している場合、本コマンドを実行する前に、ETERNUS SF Storage Cruiser Optimizationオプションライセンスを登録してください。
登録していない場合、コマンドが異常終了します。
「8.5 ETERNUS SF Storage Cruiser Optimization Optionのサービス/デーモンの起動確認」を参照し、サービスまたはデーモンが起動していることを確認してください。
起動していない場合、コマンドが異常終了します。
ストレージ自動階層制御を開始しているTierプールに対して本コマンドを実行した場合、コマンドが異常終了します。
Tierプールの階層が2階層または3階層で構成されている場合、階層化ポリシーが設定されていることを確認してください。階層化ポリシーを設定していない場合、コマンドが異常終了します。
Tierプール平準化を実施中のTierプールに対して本コマンドを実行した場合、コマンドが異常終了します。