ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF Storage Cruiser 16.2 運用ガイド Optimization機能編
FUJITSU Storage

5.4 QoS自動化に関するパラメーターの決定

QoS自動化の対象とするボリュームを決定したら、QoS自動化に関する以下の項目の値を決定します。

項目の値は、以下により決定してください。

  1. QoS自動化の対象として決定したボリュームの、QoS自動化優先度または目標レスポンスタイムを決定します。
    目標値の決定に関しては、「5.4.1 QoS自動化優先度の決定」および「5.4.2 目標レスポンスタイムの決定」を参照してください。

  2. QoS自動化機能からストレージ自動階層制御の容量割当て比率を制御してI/O性能の自動チューニングを行う場合は、ストレージ自動階層制御との連携を有効(「割当て率調整」パラメーターを"On"に設定)にしてください。

業務アプリケーション形態を例に、QoS自動化に関する項目の設定について説明します。
ここでは、業務アプリケーションを運用している以下の環境に対して、性能目標値の設定による自動チューニングの導入を説明します。

図5.5 業務アプリケーションの運用形態