Tierプールの設定内容を見直すには、Tierプールの詳細情報を確認することが必要です。
Tierプールの詳細情報の表示方法は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「Tierプールの表示」を参照してください。
以下の項目については、QoS自動化機能に関する項目です。各項目の内容については、「第5章 QoS自動化機能の設計」で説明しています。
優先度
目標レスポンスタイム
動作対象
調整状況
帯域制限
設定日時
階層制御
表示される項目は、以下のとおりです。
項目名 | 意味 |
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プール番号 | Tierプール番号です。 |
プール名 | Tierプール名です。 |
プール状態 | Tierプールのステータスです。以下のどれかが表示されます。
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総容量 | Tierプールの総容量です。 |
使用容量 | Tierプールの使用容量です。 |
アラーム状態 | Tierプールのアラーム状態です。以下のどれかが表示されます。
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使用割合 | Tierプールの使用割合(%)です。 |
ストレージ自動階層制御状態 | ストレージ自動階層制御の操作状態です。 |
平準化:レベル | Tierプールの物理割当ての均等度です。Tierプール内に複数のサブプールが存在する場合、平準化レベルが最も低いサブプールの情報が表示されます。
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平準化:状態 | Tierプール平準化の処理状態が表示されます。
"Error"の場合は、Tierプール平準化の処理を停止してください。 |
平準化:進捗率 | Tierプール平準化処理の進捗率が表示されます。画面の自動更新により、進捗率が最新になります。Tierプール平準化の処理が停止中の場合は、"-"(ハイフン)が表示されます。
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プールの警告閾値 | Tierプールの警告アラーム通知閾値(%)です。 |
プールの注意閾値 | Tierプールの注意アラーム通知閾値(%)です。 注意アラーム通知閾値が「無効」に設定されている場合は、"-"(ハイフン)が表示されます。 |
暗号化状態 | Tierプールの暗号化状態です。以下のどれかが表示されます。
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CM | TierプールのCMです。 "Auto"または設定したCM(カンマ区切り)が表示されます。 |
注: Tierプールの[プール状態]が"Available"、"Partially Reading"、および"Exposed"以外の場合
項目名 | 意味 |
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FTSP番号 | サブプール番号と所属するサブプールです。 |
FTSP名 | サブプール名です。 |
ディスク種別 | ディスク属性です。以下のどれかが表示されます。
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信頼性 | サブプールの信頼性です。以下のどれかが表示されます。
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FTSP状態 | サブプールの状態です。以下のどれかが表示されます。
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FTSPの総容量 | サブプールの総容量です。 |
FTSPの使用容量 | サブプールの使用容量です。 |
平準化レベル | サブプールの物理割当ての均等度です。
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RAIDグループ番号 | サブプールに含まれるRAIDグループ番号です。 |
CM | RAIDグループのCMです。 |
RAIDグループ状態 | RAIDグループの状態です。 |
ストライプデプス | ストライプデプスです。以下のどれかが表示されます。
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注: Tierプールの[プール状態]が"Available"、"Partially Reading"、および"Exposed"以外の場合
項目名 | 意味 |
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FTV番号 | ボリューム番号です。 |
FTV名 | FTVのボリューム名です。 |
ステータス | ボリュームのステータスです。 |
暗号化 | ボリュームの暗号化状態です。以下のどれかが表示されます。
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総容量 | ボリュームの論理容量(MB)です。 |
使用容量 | 使用容量(MB)です。 |
アラーム状態 | ボリュームのアラーム状態です。以下のどれかが表示されます。
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注意閾値 | 使用容量の比率の閾値です。 |
優先FTSP | 優先的な割当て先とするサブプール名です。 |
Low割当て率 | 設定したLow割当て率です。 |
Middle割当て率 | 設定したMiddle割当て率です。 |
High割当て率 | 設定したHigh割当て率です。 |
有効/無効 | QoS自動化の調整対象の表示です。以下のどちらかが表示されます。
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優先度 | QoS自動化優先度の表示です。省略時は"-"(ハイフン)が表示されます。
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目標レスポンスタイム | 利用者が使用するボリュームのレスポンスタイムの目標値(ミリ秒)です。 項目の設定の有無で、以下のとおり表示内容が異なります。
QoS自動化優先度を設定している場合でも、以下のときは"-"(ハイフン)が表示されます。
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動作対象 | QoS自動化優先度または目標レスポンスタイムが設定されているボリュームについて、QoS自動化動作対象かどうかの表示です。両方を省略した場合、"-"(ハイフン)が表示されます。 QoS自動化の動作対象外の場合は、Webコンソール画面の「動作対象」カラムのリンクをクリックするとポップアップ画面が表示されます。その画面で、動作対象とならない理由を確認できます。 以下のどれかのメッセージが表示されます。メッセージの意味およびシステム管理者の処置は次のとおりです。
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調整状況 | 現在のQoS自動化調整状況の表示です。以下のどれかが表示されます。
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帯域制限 | QoS自動化機能が、ストレージ装置に設定している帯域制限の表示です。
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設定日時 | 最後に帯域調整が行われた日時の表示です。 過去に一度も帯域調整が行われていない場合、"-"(ハイフン)が表示されます。 |
階層制御 | QoS自動化機能およびストレージ自動階層制御の両方を利用してI/O性能の自動チューニングを行うかの表示です。 |