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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.2 運用ガイド
FUJITSU Storage

5.2.3 装置の削除

本製品の管理対象装置である装置の登録を削除し、管理対象外とします。管理装置の撤去時などに使用します。

参考

VMware vSphere 4以降のVMゲストを本製品の管理対象から削除するには、VMwareの管理ソフトでVMゲストを削除した後、本手順でVMゲストを削除することにより、そのVMゲストだけを削除できます。VMホスト上にそのVMゲストが存在する場合、自動的に再登録されます。

注意

  • AdvancedCopy Managerのバックアップ管理のボリューム定義、レプリケーション管理のレプリケーショングループ定義が設定されているサーバは削除できません。そのため、サーバ削除の前にWebコンソールを使用して、サーバに定義されているバックアップ管理/レプリケーション管理の定義を削除してください。

  • VMware vSphere 4以降のVMホストを削除するには、事前に削除対象のVMホストに所属するVMゲストを削除しておく必要があります。

  • 本製品でSNMPトラップ送信先アドレスの自動設定を行っていない場合でも、装置削除時に対象装置のSNMPトラップ送信先アドレスに運用管理サーバのIPアドレスが設定されていれば、その設定を削除します。

Webコンソールから装置の削除を実行します。ディスクアレイのコピーセッションは削除されません。

削除した装置は、本製品の自動装置検出で再検出した場合は再表示されます。

管理対象サーバと削除対象装置の間に存在するアクセスパスだけ削除することも可能です。

注意

装置の削除時の[アクセスパスの削除]の選択について

  • [アクセスパスの削除]を選択した場合
    削除対象の装置に設定されているアクセスパスを削除します。
    アクセスパスの経路上にあるスイッチからゾーニング情報が削除されるため、装置の削除後に、アクセスパスの経路上にあるスイッチに対して[設定の再読み込み]を実施してください。スイッチに設定されたゾーニング情報が更新されます。

    以下のアクセスパスは、装置削除時に[アクセスパスの削除]を指定しても、削除されません。
    アクセスパスの削除が必要な場合は、装置の削除前にそれぞれのアクセスパスを削除してください。

    • iSCSIポートのアクセスパス

    • iSCSIポートのVVOLのアクセスパス

    • SASポートのアクセスパス

    • 仮想マシンが動作しているVVOLのアクセスパス

  • [アクセスパスの削除]を選択しない場合
    削除対象の装置に設定されているアクセスパスを削除しません。
    削除対象の装置を本製品の管理外として運用を継続したい場合など、アクセスパス設定を残す必要がある場合は、[アクセスパスの削除]を選択しないでください。