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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.2 運用ガイド
FUJITSU Storage

4.7.1 テープライブラリ装置 ETERNUS LT250/LT270

本製品は、ETERNUS LT250/LT270に対して、性能監視を除くすべての機能をサポートします。

ただし、装置自動検出機能はありません。ETERNUS LT250/LT270の装置検出は、装置検索で装置のIPアドレスを入力して実行します。

  1. ネットワークへの接続

    ETERNUS LT250/LT270をネットワークに接続するための設定を実施し、ネットワークに接続してください。
    その際に、SNMPエージェント機能を立ち上げてください。
    設定方法の詳細は、ETERNUS LT250/LT270に付属のマニュアルを参照してください。

  2. SNMP環境設定のCommunity設定

    Community名(GET)をpublicに設定してください。
    Community名は変更できます。本製品の設定変更は、Webコンソールから実施できます。

  3. SNMP(エージェント)環境設定の装置の名前(SysName)

    ETERNUS LT250/LT270管理用のニックネームをここに登録してください。
    本製品は、この値をSysNameとして使用します。

  4. SNMPトラップ設定

    マネージャーは、装置登録時のSNMPトラップの送信先設定を装置に追加しません。
    ETERNUS LT250/LT270の管理ソフトウェアを使用して、SNMPトラップの送信先を、本製品が起動している運用管理サーバのIPアドレスに設定してください。
    運用管理サーバがクラスタ構成の場合は、クラスタの論理IPアドレスを設定する必要があります。

  5. アクセスパス設定・表示

    本製品は、ETERNUS LT250/LT270のファイバーチャネルインターフェースの設定を実施しません。
    SwitchZoningやサーバノード側ストレージアフィニティによるアクセスパスの表示を実施します。
    ファイバーチャネルインターフェースの設定をする場合は、ETERNUS LT250/LT270の管理ソフトウェアを使用してください。