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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.2 運用ガイド
FUJITSU Storage

3.3.1 サポートレベルAおよびBのスイッチの管理

スイッチを操作するユーザーのセキュリティレベルに応じて、利用できる機能範囲が異なります。システム運用管理の要件に応じて、ユーザーを設定してください。

指定したユーザーのセキュリティレベルによる利用できる機能の違いは、以下のとおりです。

機能

管理者権限のユーザー
(注1)

管理者権限以外のユーザー
(注1)

装置検出、自動登録、登録削除

利用可

利用可 (注2)

構成管理

物理接続の取得

利用可

利用可

アクセスパス管理(状態表示)

利用可

利用可

ビーコン操作

利用可

利用不可

アクセスパス管理(設定/削除/継承)

利用可

利用不可 (注3)

障害管理

SNMPトラップ監視

利用可

利用可

装置ポーリング監視

利用可

利用可

装置状態の取得

利用可

利用可

SNMPトラップ送信先アドレスの設定

利用可

利用不可

性能管理

利用可

利用可

注1: サポートレベルに応じて利用できる機能が異なります。

注2: 装置登録後に、スイッチ情報の変更画面でSNMP Community名を変更してください。

設定項目

設定内容

SNMPコミュニティー名(Write)

Write方向のSNMPコミュニティー名です。
装置登録時点では"private"が指定されていますが、"public"に変更してください。

操作の詳細は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「FCスイッチ情報の変更」を参照してください。

注3: スイッチに対しては、ゾーニング情報を設定および削除できません。このため、本製品でアクセスパスを設定/削除、継承を実施する場合、事前にスイッチに対しゾーニング情報を設定/削除してください。事前にゾーニング情報を設定/削除していない場合、操作の結果がエラーとなります。事前にゾーニング情報の設定/削除を実施せずエラーとなった場合、アクセスパス経路上のスイッチに対しゾーニング情報を設定/削除し、対象スイッチに対し[設定の再読み込み]を実施してください。