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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.2 / AdvancedCopy Manager 16.2 クラスタ適用ガイド
FUJITSU Storage

A.3.1 AdvancedCopy Managerのサービス起動方法

AdvancedCopy Managerのサービスを起動します。

  1. 以下のすべての条件が満たされていることを確認します。

    • AdvancedCopy Manager用の引継ぎIPアドレスで通信できる

    • AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクがマウントされている

    クラスタソフトウェアに設定が必要な場合は、使用しているクラスタソフトウェアのマニュアルを参照して、設定してください。

  2. 環境変数SWSTGNODEを設定します。

    起動する運用管理サーバ業務または管理対象サーバ業務の論理ノード名を、環境変数SWSTGNODEに設定してください。

    SWSTGNODE=logicalNodeName
    export SWSTGNODE

    注意

    logicalNodeName には、「表A.6 設定項目」のSwstgnodeと同じ値を指定します。

  3. AdvancedCopy Managerのサービスを起動します。

    以下のコマンドを実行して、AdvancedCopy Managerのサービスを起動してください。

    • 運用管理サーバ業務の場合

      /opt/FJSVswstf/cluster/MgrStart
    • 管理対象サーバ業務の場合

      /opt/FJSVswstf/cluster/AgtStart
  4. クラスタシステムに適切な値の通知設定をします。

    手順3で実行した起動コマンドの終了ステータスを基に、クラスタシステムに適切な値の通知設定を行ってください。

    通知設定の詳細は、使用しているクラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。

    表A.11 AdvancedCopy Managerサービスの起動に必要な情報

    項目

    内容

    環境変数SWSTGNODE

    論理ノード名
    論理ノード名には「表A.6 設定項目」のSwstgnodeと同じ値を指定します。

    AdvancedCopy Managerサービスの起動コマンド

    • 運用管理サーバ業務の場合: /opt/FJSVswstf/cluster/MgrStart

    • 管理対象サーバ業務の場合: /opt/FJSVswstf/cluster/AgtStart

    AdvancedCopy Managerサービスの起動コマンドの終了ステータス

    • 成功した場合: 0

    • 失敗した場合: 1