Solaris版、Linux版、およびHP-UX版のクラスタシステムでのカスタマイズ方法について説明します。
プライマリノードとは、管理対象サーバ業務を行うクラスタ業務の運用系ノードです。セカンダリノードとは、同クラスタ業務における待機系ノードを指します。
セカンダリノードAとは、同クラスタ業務における待機ノードの中で管理対象サーバ業務の環境を最初に作成するノードを示します。セカンダリノードBとは、同クラスタ業務における残りの待機ノードを示します。
1:1運用待機、相互待機、n:1運用待機の場合、プライマリノードとセカンダリノードAの作業を実施します。
カスケード運用または移動待機運用の場合、プライマリノード、セカンダリノードA、およびセカンダリノードBの作業を実施します。
例
3台のノードでカスケード運用の業務を構築する場合、プライマリノードが1台、セカンダリノードAが1台、セカンダリノードBが1台となります。
4台のノードでカスケード運用の業務を構築する場合、プライマリノードが1台、セカンダリノードAが1台、セカンダリノードBが2台となります。