FTVの設定情報を変更する手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。
登録されているETERNUS ディスクアレイが、メインペインに表示されます。
メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイの「名前」部分をクリックします。
カテゴリーペインで、[ストレージ自動階層制御]をクリックします。
カテゴリーペインの項目が、ストレージ自動階層制御に関する項目に切り替わります。
カテゴリーペインで、[FTV]をクリックします。
ストレージ装置に登録されているFTVが、メインペインに表示されます。
メインペインで、操作対象のFTVのチェックボックスをチェックします。
選択できるFTVは1つだけです。
アクションペインで、[FTV]の下にある[変更]をクリックします。
情報入力画面が表示されます。
以下を参考にして必要な情報を入力したあと、画面右下の[変更]ボタンをクリックします。
項目 | 説明 |
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FTV名 | FTVのボリューム名です。 |
総容量 | FTVのボリューム容量です。 |
注意閾値 | 使用容量の比率の閾値です。注意閾値の設定基準は、以下のとおりです。
使用容量の比率が、設定した注意閾値に達した場合、以下の「アラーム状態」が"Caution"になります。
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優先FTSP | 新たに割り当てるときに、どのサブプールに割り当てるかを指定します。 |
Low割当て率 | 再配置の際にLowサブプールに割り当てる、ボリューム容量の比率(%)です。0~100の整数値で指定します。 |
Middle割当て率 | 再配置の際にMiddleサブプールに割り当てる、ボリューム容量の比率(%)です。0~100の整数値で指定します。 |
High割当て率 | 再配置の際にHighサブプールに割り当てる、ボリューム容量の比率(%)です。0~100の整数値で指定します。 |
QoS自動化:有効/無効 | 変更するボリュームをQoS自動化の調整対象とするかを選択します。 [QoS自動化:優先度]、[目標レスポンスタイム]、または[割当て率調整]を設定するには、"Enable"を選択します。 "Enable"を選択して[QoS自動化:優先度]または[目標レスポンスタイム]を設定しない場合は、その項目が設定されているほかのボリュームのQoS自動化機能による調整の影響を受けます。 "Disable"を選択した場合、[QoS自動化:優先度]、[目標レスポンスタイム]、または[割当て率調整]の設定は破棄され、ETERNUS ディスクアレイのQoS性能設定値が無制限(0)に設定されます。 この項目は、QoS自動化機能の利用時だけ有効です。 |
QoS自動化:優先度 | 利用者が使用するボリュームに対して"Low"、"Middle"、または"High"を設定するだけで、現在の負荷に応じて自動チューニングを行います。 この項目は、QoS自動化機能の利用時だけ有効です。 |
目標レスポンスタイム | 利用者が使用するボリュームのレスポンスタイムの目標値(ミリ秒)を、0~10000の整数値で指定します。0を入力した場合、そのボリュームの帯域幅は無制限となります。空白も入力できますが、空白を入力した場合は、そのボリュームに目標レスポンスタイムが設定されません。したがって、ほかのボリュームの目標レスポンスタイムの設定値に左右されて、レスポンスは早くなったり遅くなったりします。 目標レスポンスタイムは、ボリュームごとに指定します。 なお、本項目を設定した場合は、[QoS自動化:優先度]を設定できません。 この項目は、QoS自動化機能の利用時だけ有効です。 |
割当て率調整 | QoS自動化機能とストレージ自動階層制御の間で連携を行うかを選択します。 [QoS自動化:優先度]または[目標レスポンスタイム]と併せて設定するだけで、QoS自動化機能およびストレージ自動階層制御を利用して性能の自動チューニングを行います。 この項目は、QoS自動化機能の利用時だけ有効です。また、以下のすべての条件を満たす場合だけ設定できます。
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