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ETERNUS SF Express 16.2 / Storage Cruiser 16.2 / AdvancedCopy Manager 16.2 Webコンソール説明書
FUJITSU Storage

6.15.13 Tierプールのサブプール容量拡張

Tierプールのサブプール容量を拡張する手順は、以下のとおりです。

  1. グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。
    登録されているETERNUS ディスクアレイが、メインペインに表示されます。

  2. メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[ストレージ自動階層制御]をクリックします。
    カテゴリーペインの項目が、ストレージ自動階層制御に関する項目に切り替わります。

  4. カテゴリーペインで、[Tierプール]をクリックします。
    登録されているTierプールが、メインペインに表示されます。

  5. メインペインで、操作対象のTierプールの「名前」部分をクリックします。
    選択したTierプールの詳細情報が、メインペインに表示されます。

  6. メインペインで、[サブプール]タブをクリックします。
    サブプールに関する情報が、メインペインに表示されます。

  7. メインペインで、操作対象のサブプールのラジオボタンをチェックします。

  8. アクションペインで、[サブプール]の下にある[サブプール容量拡張]をクリックします。
    対象Tierプールの確認画面が表示されます。この画面には、現在の設定内容が表示されますが、以下の項目だけ設定を変更できます。

    項目

    説明

    CMを追加する

    CMを指定しているTierプールの場合だけ、CMを追加できます。

    デフォルトは、チェックボックスがチェックされていない状態(CMを追加しない)です。

    TierプールのCMを追加するには、チェックボックスをチェックします。

    ディスク選択

    サブプールを構成するディスクの選択方法を指定します。
    デフォルトは"Auto"(自動選択)です。

    "Auto"を選択すると、サブプールを設定する画面で、サブプールの必要最低容量を指定する必要があります。

    "Manual"を選択すると、サブプールを設定する画面で、サブプールを構成するディスクを指定する必要があります。

  9. 情報を確認/入力したあと、画面右下の[次へ]ボタンをクリックします。
    サブプールの情報入力画面が表示されます。

  10. 以下を参考にして必要な情報を入力したあと、画面右下の[次へ]ボタンをクリックします。

    • 手順8で[ディスク選択]に"Auto"を指定した場合

      項目

      説明

      FTSP名

      容量を拡張するサブプールの名称です。

      操作対象のサブプール名がデフォルト表示されますが、サブプール名は変更可能です。

      変更するときは、ストレージ装置内で一意となる名前を指定してください。任意の英数字(1~16文字)、ハイフン(-)、アンダースコア(_)、およびシャープ(#)を指定できます。大文字・小文字は区別されません。

      平準化

      Tierプール平準化の実施を指定します。

      デフォルトは、チェックボックスがチェックされていない(Tierプール平準化を実施しない)状態です。

      サブプール容量拡張と同時にTierプール平準化を開始する場合は、チェックボックスをチェックします。

      必要最低容量

      拡張後のサブプール容量を指定します。
      1MB以上の容量を指定できます。小数も入力可能です。

      CMを指定する

      必要応じて、サブプールを構成するRAIDグループのCMを指定します。

      デフォルトは、チェックボックスがチェックされていない状態(CMを指定しない)です。Tierプールに指定したCMの中から任意のCMが設定されます。

      CMを指定するには、チェックボックスをチェックします。

    • 手順8で[ディスク選択]に"Manual"を指定した場合

      項目

      説明

      FTSP名

      容量を拡張するサブプールの名称です。

      操作対象のサブプール名がデフォルト表示されますが、サブプール名は変更可能です。

      変更するときは、ストレージ装置内で一意となる名前を指定してください。任意の英数字(1~16文字)、ハイフン(-)、アンダースコア(_)、およびシャープ(#)を指定できます。大文字・小文字は区別されません。

      平準化

      Tierプール平準化の実施を指定します。

      デフォルトは、チェックボックスがチェックされていない(Tierプール平準化を実施しない)状態です。

      サブプール容量拡張と同時にTierプール平準化を開始する場合は、チェックボックスをチェックします。

      ディスク

      サブプールを構成するRAIDグループのディスクを指定します。
      RAIDグループの信頼性によって、必要なディスク数が異なります。

      CMを指定する

      必要応じて、サブプールを構成するRAIDグループのCMを指定します。

      デフォルトは、チェックボックスがチェックされていない状態(CMを指定しない)です。Tierプールに指定したCMの中から任意のCMが設定されます。

      CMを指定するには、チェックボックスをチェックします。

    注意

    • 以下のどれかの条件を満たす場合、[平準化]チェックボックスが非活性状態(チェックできない状態)になります。

      • 対象Tierプールの「Tierプール状態」が、"Available"、"Partially Readying"、および"Exposed"以外である

      • 対象Tierプールの「ストレージ自動階層制御状態」が"Start"である

      • 対象Tierプールの「平準化:状態」が"Active"または"Error"である

      • ストレージ装置内に、Tierプール平準化を実施中のTierプールが存在する

      • 対象TierプールにFTVが存在しない

    • サブプール容量拡張と同時にTierプール平準化を実施すると、処理が完了するのに時間がかかる場合があります。Tierプール内の各サブプール使用容量とFTV数によっては、数分から数時間かかることがあります。各サブプール使用容量とFTV数が多い場合は、処理時間を考慮して運用してください。

  11. 定義情報を確認する画面が表示されるので、設定内容を確認したあと、画面右下の[容量拡張]ボタンをクリックします。

ポイント

サブプールの容量拡張を行ったあとにTierプールの「平準化:レベル」が"Middle"または"Low"になっている場合は、Tierプール平準化を開始してください。