Tierプールのサブプール容量を拡張する手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。
登録されているETERNUS ディスクアレイが、メインペインに表示されます。
メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイの「名前」部分をクリックします。
カテゴリーペインで、[ストレージ自動階層制御]をクリックします。
カテゴリーペインの項目が、ストレージ自動階層制御に関する項目に切り替わります。
カテゴリーペインで、[Tierプール]をクリックします。
登録されているTierプールが、メインペインに表示されます。
メインペインで、操作対象のTierプールの「名前」部分をクリックします。
選択したTierプールの詳細情報が、メインペインに表示されます。
メインペインで、[サブプール]タブをクリックします。
サブプールに関する情報が、メインペインに表示されます。
メインペインで、操作対象のサブプールのラジオボタンをチェックします。
アクションペインで、[サブプール]の下にある[サブプール容量拡張]をクリックします。
対象Tierプールの確認画面が表示されます。この画面には、現在の設定内容が表示されますが、以下の項目だけ設定を変更できます。
項目 | 説明 |
---|---|
CMを追加する | CMを指定しているTierプールの場合だけ、CMを追加できます。 デフォルトは、チェックボックスがチェックされていない状態(CMを追加しない)です。 TierプールのCMを追加するには、チェックボックスをチェックします。 |
ディスク選択 | サブプールを構成するディスクの選択方法を指定します。 "Auto"を選択すると、サブプールを設定する画面で、サブプールの必要最低容量を指定する必要があります。 "Manual"を選択すると、サブプールを設定する画面で、サブプールを構成するディスクを指定する必要があります。 |
情報を確認/入力したあと、画面右下の[次へ]ボタンをクリックします。
サブプールの情報入力画面が表示されます。
以下を参考にして必要な情報を入力したあと、画面右下の[次へ]ボタンをクリックします。
手順8で[ディスク選択]に"Auto"を指定した場合
項目 | 説明 |
---|---|
FTSP名 | 容量を拡張するサブプールの名称です。 操作対象のサブプール名がデフォルト表示されますが、サブプール名は変更可能です。 変更するときは、ストレージ装置内で一意となる名前を指定してください。任意の英数字(1~16文字)、ハイフン(-)、アンダースコア(_)、およびシャープ(#)を指定できます。大文字・小文字は区別されません。 |
平準化 | Tierプール平準化の実施を指定します。 デフォルトは、チェックボックスがチェックされていない(Tierプール平準化を実施しない)状態です。 サブプール容量拡張と同時にTierプール平準化を開始する場合は、チェックボックスをチェックします。 |
必要最低容量 | 拡張後のサブプール容量を指定します。 |
CMを指定する | 必要応じて、サブプールを構成するRAIDグループのCMを指定します。 デフォルトは、チェックボックスがチェックされていない状態(CMを指定しない)です。Tierプールに指定したCMの中から任意のCMが設定されます。 CMを指定するには、チェックボックスをチェックします。 |
手順8で[ディスク選択]に"Manual"を指定した場合
項目 | 説明 |
---|---|
FTSP名 | 容量を拡張するサブプールの名称です。 操作対象のサブプール名がデフォルト表示されますが、サブプール名は変更可能です。 変更するときは、ストレージ装置内で一意となる名前を指定してください。任意の英数字(1~16文字)、ハイフン(-)、アンダースコア(_)、およびシャープ(#)を指定できます。大文字・小文字は区別されません。 |
平準化 | Tierプール平準化の実施を指定します。 デフォルトは、チェックボックスがチェックされていない(Tierプール平準化を実施しない)状態です。 サブプール容量拡張と同時にTierプール平準化を開始する場合は、チェックボックスをチェックします。 |
ディスク | サブプールを構成するRAIDグループのディスクを指定します。 |
CMを指定する | 必要応じて、サブプールを構成するRAIDグループのCMを指定します。 デフォルトは、チェックボックスがチェックされていない状態(CMを指定しない)です。Tierプールに指定したCMの中から任意のCMが設定されます。 CMを指定するには、チェックボックスをチェックします。 |
注意
以下のどれかの条件を満たす場合、[平準化]チェックボックスが非活性状態(チェックできない状態)になります。
対象Tierプールの「Tierプール状態」が、"Available"、"Partially Readying"、および"Exposed"以外である
対象Tierプールの「ストレージ自動階層制御状態」が"Start"である
対象Tierプールの「平準化:状態」が"Active"または"Error"である
ストレージ装置内に、Tierプール平準化を実施中のTierプールが存在する
対象TierプールにFTVが存在しない
サブプール容量拡張と同時にTierプール平準化を実施すると、処理が完了するのに時間がかかる場合があります。Tierプール内の各サブプール使用容量とFTV数によっては、数分から数時間かかることがあります。各サブプール使用容量とFTV数が多い場合は、処理時間を考慮して運用してください。
定義情報を確認する画面が表示されるので、設定内容を確認したあと、画面右下の[容量拡張]ボタンをクリックします。
ポイント
サブプールの容量拡張を行ったあとにTierプールの「平準化:レベル」が"Middle"または"Low"になっている場合は、Tierプール平準化を開始してください。