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ETERNUS SF Express 16.2 / Storage Cruiser 16.2 / AdvancedCopy Manager 16.2 移行ガイド
FUJITSU Storage

A.1 リポジトリデータのバックアップ(Windows環境)

リポジトリデータを、指定したディレクトリへ一括して退避します。
本作業は、運用管理サーバで行います。

移行前の環境がバージョン16.0以前の場合

注意

  • データを退避するディレクトリを、事前に作成しておく必要があります。

  • Telnetサーバーサービスは利用しないでください。
    Telnetサーバーサービスを利用して本作業を行うと、不具合が発生します。

作業手順は以下のとおりです。

  1. スタートボタンから、[プログラム]-[AdvancedCopy Manager]または[ETERNUS SF Manager]-[DBセットアップツール]を選択します。

  2. 以下の画面が表示されます。
    [DB保守]ボタンをクリックします。

  3. 以下の画面が表示されます。
    [DBバックアップ]ボタンをクリックします。

  4. 以下の画面が表示されます。
    データ格納ディレクトリを入力して、[OK]ボタンをクリックします。

  5. 以下の画面が表示されます。
    表示内容に誤りがないことを確認して、[開始]ボタンをクリックします。

  6. 処理が完了すると、以下の画面が出力されます。
    [閉じる]ボタンをクリックします。

  7. 手順3で表示された画面で[閉じる]ボタンをクリックして、DB保守を終了します。

  8. 手順2で表示された画面で[終了]ボタンをクリックして、DBバックアップを終了します。

  9. データベースのバックアップが成功していることを確認します。
    拡張子「.unl」のファイルが、指定したディレクトリに作成されていることを確認してください。

移行前の環境がバージョン16.1以降の場合

参考

手順内の表記について

ファイル/ディレクトリ名

説明

$BAK_FILE

絶対パス指定のバックアップファイル名

$INS_DIR

ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」

作業手順は以下のとおりです。

  1. ETERNUS SF Manager Tomcatサービスを停止します。

    Service Control Managerを開き、以下のサービスを停止してください。

    • ETERNUS SF Manager Tomcat Service

  2. バックアップデータを作成します。

    1. OSの管理者権限で以下のコマンドを実行して、バックアップデータを作成します。
      ポート番号を変更していない場合は<ポート番号>に15432を指定します。ポート番号を変更している場合は、<ポート番号>に変更後のポート番号を指定してください。$BAK_FILEに指定したファイルに、バックアップデータが作成されます。

      $INS_DIR\Common\sys\postgres\bin\pg_dump -U esfpostgres -a --attribute-inserts -p <ポート番号> -t esccs.\"BASE_\"* -t esccs.\"REP_REPVOL\" -t esccs.\"BR_\"* -f $BAK_FILE esfdb
    2. プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを入力してください。

      master01!

  3. ETERNUS SF Manager Tomcatサービスを起動します。

    Service Control Managerを開き、以下のサービスを起動してください。

    • ETERNUS SF Manager Tomcat Service