以下の機能を提供します。詳細は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド Optimization機能編』を参照してください。
VMwareの仮想マシン単位に運用できる仮想ボリューム(Virtual Volume)を、QoS自動化機能の対象ボリュームにできます。
割当て率調整を同時運用する場合、旧バージョンレベルでは、FTVに容量割当て比率が設定されている必要がありました。本バージョンレベルでは、QoS自動化機能が割当て比率の状況を自動的に判別します。
このため、FTVを作成/変更するときに、容量割当て比率の設定が不要です。
QoS自動化優先度を利用している場合、旧バージョンレベルでは、現在のサブプールの割当て率を基に目標性能の指標を決定していました。本バージョンレベルでは、QoS自動化優先度に応じた割当て率とすることで、利用者が意図しやすいI/O性能に調整します。
QoS自動化優先度を利用している場合、旧バージョンレベルでは、「QoS目標達成率」グラフは、QoS自動化機能が自動的に算出した最新の目標レスポンスタイム値との比率を計上していました。本バージョンレベルでは、データを採取した時点の目標レスポンスタイムを比較データとします。
このため、データ採取時点の状況を反映した目標達成率が表示されます。
QoS自動化機能を有効化する全ストレージ装置内のFTV数の総和の上限を、600個から1800個に拡大しています。