監視ポリシーによるネットワーク性能監視の設定は、以下の定義から構成されます。
構成情報
すべての監視対象の構成情報(IPアドレス等)を定義します。
グループ定義
構成情報から、各監視ポリシーの監視対象となる範囲を定義します。
監視対象条件
監視ポリシーとグループ定義情報の関連付けを定義します。
ポーリング設定
各監視ポリシーの監視間隔等を定義します。
スケジュール設定
各監視ポリシーの動作時間帯を定義します。「監視対象条件」・「ポーリング設定」・「スケジュール設定」の3定義を合わせて「監視ポリシー定義」と総称します。
監視パラメタ
各監視ポリシーの動作(閾値、イベントメッセージ等)を定義します。監視ポリシー単位に定義する必要があります。
SLMサーバ定義
運用管理サーバまたは、運用管理サーバ(エージェント)に配布する監視ポリシーに関する情報を定義します。
以下に、監視ポリシーと各定義ファイルの依存関係を示します。
図5.1 各定義ファイルの依存関係
以下に導入時の性能監視設定の流れを示します。運用中に各設定を変更した場合は、該当する部分の操作のみ行って下さい。
構成情報の定義 |
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グループの定義 |
↓
監視ポリシーの定義 |
↓
監視パラメタの定義 |
↓
SLMサーバの定義 |