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PRIMECLUSTER GDS4.3A40 インストールガイド
FUJITSU Software

3.1 事前準備

  1. インストール時間

    本ソフトウェアをインストールするために必要な時間は、約3分です。

  2. システム環境の確認

    1. 本ソフトウェアをインストールするためにディスクに十分な空きがあるかを確認してください。本ソフトウェアが使用するディスクサイズについては、「2.3 静的ディスク資源」を参照してください。十分な空きがない場合には、ディスクのパーティション構成を設定し直してください。

    2. PRIMECLUSTER Clustering Base(以降、Clustering Base)と組み合わせて使用する場合は、Clustering Baseを先にインストールして下さい。本ソフトウェアが既に導入済みでGDSの構成定義を行なっている場合、構成定義を削除してからClustering Baseをインストールしてください。
      Clustering Baseのインストール方法については、「PRIMECLUSTER Clustering Base インストールガイド」を参照してください。

    3. 以前のバージョンでClustering Baseと組み合わせて使用している場合、Clustering Baseを4.3A40に移行してから本ソフトウェアに移行してください。
      Clustering Baseの移行方法については、「PRIMECLUSTER Clustering Base インストールガイド」を参照してください。

    4. Oracle Solaris 11に本ソフトウェアをインストールするには、/etc/hostsファイルにWeb-Based Admin Viewが使用する業務LANのIPアドレスとそれに対応するホスト名および"127.0.0.1","::1"に対応するホスト名を修正する必要があります。

      1. 対象システムにログインし、rootユーザになります。

        % su <Return>
        Password:password <Return>
        #
      2. vi(1)等により"127.0.0.1"および"::1"に割り当てられているホスト名を削除し、業務LANとして使用するIPアドレスに割り当てます。

        修正前)
        #
        # Copyright 2009 Sun Microsystems, Inc.  All rights reserved.
        # Use is subject to license terms.
        #
        # Internet host table
        #
        ::1 host-name localhost
        127.0.0.1 host-name localhost loghost
        修正後)
        #
        # Copyright 2009 Sun Microsystems, Inc.  All rights reserved.
        # Use is subject to license terms.
        #
        # Internet host table
        #
        ::1 localhost
        127.0.0.1 localhost loghost
        IP-Address host-name
  3. Oracle Solaris 11パッケージのインストール

    Oracle Solaris 11に本ソフトウェアをインストールする場合は、Oracle Solaris 11のリポジトリから、以下のパッケージをインストールしてください。リポジトリからパッケージをインストールする方法については、OSのマニュアルを参照してください。

    • text/locale

  4. 環境設定ファイルの退避方法

    ありません。

注意

Oracle Solaris 11を使用している場合、NWAM(Network Auto-Magic)機能を必ず無効にしてください。NWAMが有効となっている場合、PRIMECLUSTERが動作できなくなります。
NWAMの設定変更方法については、OSのマニュアルを参照してください。