インストール時間
本ソフトウェアをインストールするために必要な時間は、約3分です。
システム環境の確認
本ソフトウェアをインストールするためにディスクに十分な空きがあるかを確認してください。本ソフトウェアが使用するディスクサイズについては、「2.3 静的ディスク資源」を参照してください。十分な空きがない場合には、ディスクのパーティション構成を設定し直してください。
PRIMECLUSTER Clustering Base(以降、Clustering Base)と組み合わせて使用する場合は、Clustering Baseを先にインストールして下さい。本ソフトウェアが既に導入済みでGDSの構成定義を行なっている場合、構成定義を削除してからClustering Baseをインストールしてください。
Clustering Baseのインストール方法については、「PRIMECLUSTER Clustering Base インストールガイド」を参照してください。
以前のバージョンでClustering Baseと組み合わせて使用している場合、Clustering Baseを4.3A40に移行してから本ソフトウェアに移行してください。
Clustering Baseの移行方法については、「PRIMECLUSTER Clustering Base インストールガイド」を参照してください。
Oracle Solaris 11に本ソフトウェアをインストールするには、/etc/hostsファイルにWeb-Based Admin Viewが使用する業務LANのIPアドレスとそれに対応するホスト名および"127.0.0.1","::1"に対応するホスト名を修正する必要があります。
対象システムにログインし、rootユーザになります。
% su <Return> Password:password <Return> #
vi(1)等により"127.0.0.1"および"::1"に割り当てられているホスト名を削除し、業務LANとして使用するIPアドレスに割り当てます。
修正前)
# # Copyright 2009 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. # Use is subject to license terms. # # Internet host table # ::1 host-name localhost 127.0.0.1 host-name localhost loghost
修正後)
# # Copyright 2009 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. # Use is subject to license terms. # # Internet host table # ::1 localhost 127.0.0.1 localhost loghost IP-Address host-name
Oracle Solaris 11パッケージのインストール
Oracle Solaris 11に本ソフトウェアをインストールする場合は、Oracle Solaris 11のリポジトリから、以下のパッケージをインストールしてください。リポジトリからパッケージをインストールする方法については、OSのマニュアルを参照してください。
text/locale
環境設定ファイルの退避方法
ありません。
注意
Oracle Solaris 11を使用している場合、NWAM(Network Auto-Magic)機能を必ず無効にしてください。NWAMが有効となっている場合、PRIMECLUSTERが動作できなくなります。
NWAMの設定変更方法については、OSのマニュアルを参照してください。