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PRIMECLUSTER Lite Pack4.3A40 インストールガイド
FUJITSU Software

4.1.2 アンインストール

GDSを使用している場合は、GDSの構成設定を削除してください。その後で、本ソフトウェアを削除してください。詳細は、「PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書」を参照してください。

GLSの仮想NIC方式を使用している場合は、GLSの構成設定を削除してください。その後で、本ソフトウェアを削除してください。詳細は、「PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書(伝送路二重化機能仮想NIC方式編)」の3.2章を参照してください。

  1. 本ソフトウェアのDVDを、DVDドライブに挿入します。

  2. 対象システムにログインし、rootユーザになります。

    % su <Return>
    Password:password <Return>
    #
  3. OpenBoot環境に移行します。

    # /usr/sbin/shutdown -y -g0 -i0 <Return>
  4. システムをシングルユーザーモードで起動します。

    {0} ok boot -s <Return>
  5. 必要なファイルシステムをマウントします。

    # /usr/sbin/zfs mount -a <Return>

    UFSファイルシステムのディレクトリでアンインストールする場合は、以下のコマンドを実行してください。

    # /usr/sbin/mountall -l <Return>
  6. DVDをマウントします。

    # mkdir -p /cdrom/cdrom0 <Return> …(注1)
    # /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t4d0s2 /cdrom/cdrom0 <Return> …(注2)

    (注1) "/cdrom/cdrom0"がない場合のみ必要です。
    (注2) マシン環境によって、下線部のデバイス名が異なるため、確認してください。

  7. アンインストールスクリプトを実行します。

    # cd /cdrom/cdrom0/Tool <Return>
    # ./cluster_uninstall <Return>
    Are you sure to remove PRIMECLUSTER software packages from the global zone?(y,n) y <Return>
    
    Removal of <FJSVsdxga> was successful.
    Removal of <FJSVsdxwv> was successful.
           ・
           ・
    
    Uninstallation was successful.
    #

    "Uninstallation was successful."と表示されることを確認してください。

  8. アンインストールスクリプトを実行します。

    # cd /cdrom/cdrom0/Tool <Return>
    # ./clesf_uninstall <Return>
    Are you sure to remove PRIMECLUSTER software packages from the global zone?(y,n) y <Return>
    
           ・
           ・
    
    Uninstallation was successful.
    #

    "Uninstallation was successful."と表示されることを確認してください。

    注意

    • 本スクリプトは、FSUNnet、FJSViompを一括削除します。ただし、これらのパッケージは他の製品でも共用されています。以下の製品がインストールされている状態の場合、本スクリプトによる一括削除を行わないでください。

      • Netcompoシリーズ

      • ETERNUS マルチパスドライバ (MPD)

    • Oracle Solaris 10 を使用している場合、iSCSIのパッチ141878-09~141878-12および143645-11~143645-14の問題によって、本ソフトウェアのアンインストールに失敗することがあります。
      その場合、iSCSIのパッチ143645-15以降を適用する、もしくは iSCSI initiatorのSMF serviceをenableにすることにより回避して下さい。

      (例) iSCSI initiatorのSMF serviceをenableにする。

      # svcadm enable -r svc:/network/iscsi/initiator:default
  9. 環境定義ファイルを以下の手順で削除します。

    # cd /opt/SMAW <Return>
    # rm -r SMAWRrms <Return>
    # rm -r SMAWcf <Return>
    # rm -r SMAWsf <Return>
    
    # cd /etc/opt/SMAW <Return>
    # rm -r SMAWsf <Return>
    
    # cd /etc <Return>
    # rm cip.cf <Return>
    
    # cd /etc/default <Return>
    # rm cluster <Return>
    # rm cluster.config <Return>
    
    # cd /var/adm <Return>
    # rm cfreg.data <Return>
  10. FJSVsnapパッケージを削除します。ただし、FJSVsnapパッケージは他の製品でも共用されています。以下の製品がインストールされている状態の場合、削除を行わないでください。

    • Enhanced Support Facility (ESF)

    パッケージを削除する場合は、pkgrm(1M)コマンドを実行してパッケージを削除します。

    # pkgrm FJSVsnap <Return>
  11. DVDをアンマウントし、DVDを取り出します。

    # cd / <Return>
    # /usr/sbin/umount /cdrom/cdrom0 <Return>
  12. shutdown(1M)コマンドを実行して、システムをリブートしてください。

    # /usr/sbin/shutdown -y -g0 -i6 <Return>