GDSを使用している場合は、GDSの構成設定を削除してください。その後で、本ソフトウェアを削除してください。詳細は、「PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書」を参照してください。
GLSの仮想NIC方式を使用している場合は、GLSの構成設定を削除してください。その後で、本ソフトウェアを削除してください。詳細は、「PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書(伝送路二重化機能仮想NIC方式編)」の3.2章を参照してください。
本ソフトウェアのDVDを、DVDドライブに挿入します。
対象システムにログインし、rootユーザになります。
% su <Return> Password:password <Return> #
OpenBoot環境に移行します。
# /usr/sbin/shutdown -y -g0 -i0 <Return>
システムをシングルユーザーモードで起動します。
{0} ok boot -s <Return>
必要なファイルシステムをマウントします。
# /usr/sbin/zfs mount -a <Return>
UFSファイルシステムのディレクトリでアンインストールする場合は、以下のコマンドを実行してください。
# /usr/sbin/mountall -l <Return>
DVDをマウントします。
# mkdir -p /cdrom/cdrom0 <Return> …(注1) # /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t4d0s2 /cdrom/cdrom0 <Return> …(注2)
(注1) "/cdrom/cdrom0"がない場合のみ必要です。
(注2) マシン環境によって、下線部のデバイス名が異なるため、確認してください。
アンインストールスクリプトを実行します。
# cd /cdrom/cdrom0/Tool <Return> # ./cluster_uninstall <Return> Are you sure to remove PRIMECLUSTER software packages from the global zone?(y,n) y <Return> Removal of <FJSVsdxga> was successful. Removal of <FJSVsdxwv> was successful. ・ ・ Uninstallation was successful. #
"Uninstallation was successful."と表示されることを確認してください。
アンインストールスクリプトを実行します。
# cd /cdrom/cdrom0/Tool <Return> # ./clesf_uninstall <Return> Are you sure to remove PRIMECLUSTER software packages from the global zone?(y,n) y <Return> ・ ・ Uninstallation was successful. #
"Uninstallation was successful."と表示されることを確認してください。
注意
本スクリプトは、FSUNnet、FJSViompを一括削除します。ただし、これらのパッケージは他の製品でも共用されています。以下の製品がインストールされている状態の場合、本スクリプトによる一括削除を行わないでください。
Netcompoシリーズ
ETERNUS マルチパスドライバ (MPD)
Oracle Solaris 10 を使用している場合、iSCSIのパッチ141878-09~141878-12および143645-11~143645-14の問題によって、本ソフトウェアのアンインストールに失敗することがあります。
その場合、iSCSIのパッチ143645-15以降を適用する、もしくは iSCSI initiatorのSMF serviceをenableにすることにより回避して下さい。
(例) iSCSI initiatorのSMF serviceをenableにする。
# svcadm enable -r svc:/network/iscsi/initiator:default
環境定義ファイルを以下の手順で削除します。
# cd /opt/SMAW <Return> # rm -r SMAWRrms <Return> # rm -r SMAWcf <Return> # rm -r SMAWsf <Return> # cd /etc/opt/SMAW <Return> # rm -r SMAWsf <Return> # cd /etc <Return> # rm cip.cf <Return> # cd /etc/default <Return> # rm cluster <Return> # rm cluster.config <Return> # cd /var/adm <Return> # rm cfreg.data <Return>
FJSVsnapパッケージを削除します。ただし、FJSVsnapパッケージは他の製品でも共用されています。以下の製品がインストールされている状態の場合、削除を行わないでください。
Enhanced Support Facility (ESF)
パッケージを削除する場合は、pkgrm(1M)コマンドを実行してパッケージを削除します。
# pkgrm FJSVsnap <Return>
DVDをアンマウントし、DVDを取り出します。
# cd / <Return> # /usr/sbin/umount /cdrom/cdrom0 <Return>
shutdown(1M)コマンドを実行して、システムをリブートしてください。
# /usr/sbin/shutdown -y -g0 -i6 <Return>