ここでは、List Creator V7.0L10/List Creator デザイナ V7.0L20からList Creator V8.0.0への機能追加について説明します。
帳票表現力
項目名に以下の文字が使用できるようになりました。
「繰り返し記号(々)」
「アンダースコア(_)」
先頭に半角数字
PDFファイル保存する場合、テキスト項目に以下の情報が指定できるようになりました。
入力データにハイパーリンク情報を付加する
以下の項目に、出力時に項目の領域内にデータが収まらない場合の対処として、「文字などを詰めて全データを出力する」指定ができるようになりました。
数字項目
テキスト項目
ラジオボタン項目
チェックボックス項目
固定リテラル項目
日付項目
時刻項目
以下の項目に、出力時に項目の領域内にデータが収まらない場合の対処として、「代替文字で出力する」指定ができるようになりました。
数字項目
テキスト項目
OCR-B項目
矩形固定リテラル項目に以下の情報が指定できるようになりました。
文字ピッチなどを縮小して出力する
以下の種類のバーコードが出力できるようになりました。
QR Code(マイクロQR)
PDF417
MaxiCode
バーコード項目に以下の情報が指定できるようになりました。
チェックキャラクタ(文字)の印字(Code 128バーコードの場合のみ指定可能)
バーコード項目に以下の情報が指定できるようになりました。
バーコード出力方法
指定範囲に収まるように出力
・ 項目の範囲内での配置位置(左詰め、中央配置)
バーコードの細エレメント幅/モジュール幅の指定
詳細情報
(この設定を行うと、帳票のプロパティの[バーコード]タブでの設定は無効となります)
細太エレメント比
キャラクタ間ギャップ幅
クワイエットゾーンの描画位置(項目の範囲内/項目の範囲外)
バーコードについて、以下の情報が指定できるようになりました。
EAN-128バーコードのAIコード規格
2005年規格に対応したことにより、従来の「1996年規格」と「2005年規格」のいずれかを選択できるようになりました。
制御コードの代替文字列指定
入力データ長が項目長に満たない場合、空白で埋めるか埋めないかの指定
以下の演算子を追加しました。
USERID(帳票の出力者のユーザID文字列を指定できます)
帳票のプロパティに[帳票定義体]タブの互換画面で、以下の情報が指定できるようになりました。
LP縮刷
以下の項目の[フォント]タブの互換画面で、項目の印字方向に「文字を反時計回りに90°回転」の指定ができるようになりました。
固定リテラル項目
テキスト項目
日付項目
時刻項目
設計時の操作性
帳票定義情報の更新時に、項目情報ファイルを取り込むことにより、項目の追加や入力データ順序の並び替えができるようになりました。
下敷きイメージのオーバレイ変換で、表の罫線や表内の文字に複数の色が使用されている下敷きイメージの場合でも、カラー認識できるようになりました。
下敷きイメージのオーバレイ変換でカラー認識する場合に、生成する色数を設定できるようになりました。
編集中の帳票で使用しているカラーパレットを、初期値として設定することができるようになりました。これにより、複数の帳票で同じカラーパレットを使用できるため、帳票システム全体でのカラーパレットの統一も可能になりました。
下敷きイメージの表示サイズの縦/横の比率を保持することができるようになりました。
下敷きイメージのオーバレイ変換時に、罫線の端点揃えができるようになりました。
帳票様式定義画面に表示されている大きさで下敷きイメージをオーバレイに変換することができるようになりました。
生産性向上
XBRLデータ対応機能を使用して、XBRLデータのタクソノミーを参照し、帳票定義情報の項目と関連付けることができるようになりました。これによりXBRLデータを出力する帳票レイアウトを効率よく作成できるようになりました。
Navigator連携機能を使用して、Interstage Navigator Serverからデータベースの項目を取得し、帳票定義情報の項目と関連付けることができるようになりました。
COPY句ファイル生成機能を使用して、帳票に定義されている入力データの情報をCOBOLレコード形式ファイルに変換できるようになりました。
帳票出力
.NETアプリケーションからList Creatorの帳票出力機能を使用するための「.NETインタフェース」を追加しました。
項目名ラベル付きデータを入力データして扱うことができるようになりました。
実行時に以下の属性が指定できるようになりました。
置換フォント情報ファイル
バーコード補正情報ファイル
電子帳票情報ファイル
返答メッセージの通知先
帳票出力時に入力データが帳票定義情報の項目長および領域長の設定を超える場合に、メッセージ通知ができるようになりました。
メッセージの通知の有無は、List Creatorの環境設定画面の「出力時の動作」タブで“項目長にデータが収まらない場合の対処”、および“項目の領域内にデータが収まらない場合の対処”で設定します。
資産流通
FORMやPSAMで作成した帳票定義体を、List Creatorの帳票定義情報に変換することができるようになりました。
セキュリティ
監査証跡ログ
帳票の出力時に、いつ、だれが、どの帳票を、どのように出力したかなどの帳票出力に関する情報をログに出力できるようになりました。
また、Centric Managerの監査ログ管理機能と連携して、監査証跡ログをCentric Managerの運用管理サーバで一元的に管理することができるようになりました。
出力ユーザID
帳票の出力時に、ユーザアプリケーションの実行時に指定した帳票の出力者名(出力ユーザID)を出力できるようになりました。これにより、帳票の出力者を識別することができ、帳票からの情報漏えいの抑止・追跡調査が可能になりました。
PDFファイル保存時に、以下の情報が指定できるようになりました。
互換性のある形式/暗号化レベル
従来、帳票出力インタフェースでのみ指定可能であったPDFファイル保存時の暗号化レベル(128bit)を帳票設計時にも指定できるようになりました。
URIによる閲覧制限
閲覧可能なサイト
URIによる閲覧制限時に表示されるメッセージ
期間による閲覧制限
開始日時、または終了日時による閲覧制限
日数による閲覧制限
期間による閲覧制限時に表示されるメッセージ
閲覧制限時の動作
文書を閉じる
ページをマスクする
保守
帳票様式定義の仕様印刷で印刷できる情報を追加しました。
マニュアルナビ
List Creatorのオンラインマニュアルおよび帳票サンプルを検索/参照するためのツールを追加しました。マニュアルナビでは、List Creatorのオンラインマニュアルが目的別に分類されているため、必要なマニュアルや帳票サンプルが検索しやすくなりました。