【Windows】
定義ファイルの退避先を「C:\tmp」とした場合の例にして、バックアップ手順を説明します。
バックアップはAdministratorsグループに所属しているユーザで実行してください。
退避先の空き容量を確認します。
以下のディレクトリサイズを目安として退避先の空き容量を確認します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.ZM\fjzbx\etc
定義ファイルを退避します。
「Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.ZM\fjzbx\etc」ディレクトリ配下を、退避先の「C:\tmp」ディレクトリにコピーします。
xcopy Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.ZM\fjzbx\etc C:\tmp /e
【Solaris/Linux】
以下のように資産を退避する場合を例にして、バックアップ手順を説明します。
バックアップはrootユーザで実行してください。
バックアップする資産 | 退避先ディレクトリ |
---|---|
データベースのデータ | /tmp/backup/data |
定義ファイル | /tmp/backup/etc /tmp/backup/etc2 |
退避先の空き容量を確認します。
以下のディレクトリおよびファイルのサイズを合計した値を目安として、退避先の空き容量を確認します。
データベースのデータ格納先ディレクトリ(Open監視サーバ/Open監視プロキシの場合)
データ格納先ディレクトリのデフォルトは以下のとおりです。
/var/opt/FJSVftlz/mppgs
Zabbix設定ファイル
/opt/FJSVfjzbx/etc/*
Apacheの設定ファイル(Open監視サーバの場合)
/opt/FJSVftlz/mpahs/conf/httpd.conf
データベースの設定ファイル(Open監視サーバ/Open監視プロキシの場合)
[データベースの設定]のデータ格納ディレクトリ/data/postgresql.conf
Open監視サーバ/Open監視プロキシの場合は、データベースのデータを退避します。
swopnstartコマンドでOpen監視を起動したあとに以下を実行してください。
指定する「9811」はPostgreSQLのデフォルト通信ポート番号です。変更している場合には変更後の通信ポート番号を指定してください。
LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVftlz/mppgs/FJSVpgs/lib export LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVftlz/mppgs/FJSVpgs/bin/pg_dump -p 9811 -U データベース設定のユーザ zabbix > /tmp/backup/data/db.sql
定義ファイルを退避します。
Zabbix設定ファイルを退避する
cp -pR /opt/FJSVfjzbx/etc/* /tmp/backup/etc
Apacheの設定ファイルを退避する (Open監視サーバの場合)
cp -pR /opt/FJSVftlz/mpahs/conf/httpd.conf /tmp/backup/etc2
データベースの設定ファイルを退避する(Open監視サーバ/Open監視プロキシの場合)
cp -pR [データベースの設定]のデータ格納ディレクトリ/data/postgresql.conf /tmp/backup/etc2