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Systemwalker Centric Manager Open監視 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.2.3 LANGの設定【Solaris/Linux】

Open監視が提供するコマンドのメッセージを日本語で出力する場合は、インストールする前に以下の作業を実施してください。

  1. 以下のファイルと環境変数を確認します。

    ファイル名

    OS名

    ファイル名

    Solaris

    /etc/default/init

    Red Hat Enterprise Linux 6以前

    /etc/sysconfig/i18n

    Red Hat Enterprise Linux 7以降

    /etc/locale.conf

    環境変数の優先度

    環境変数

    優先度

    LC_ALL

    以下のすべてに優先されます。

    LC_MESSAGES

    LC_ALLが設定されていない場合に有効になります。

    LANG

    LC_ALL、LC_MESSAGESが定義されていない場合に有効になります。

    設定値とコード系

    OS名

    上記ファイルの設定値

    Systemwalkerのコード系

    Solaris

    ja_JP.eucJP、またはja

    EUC

    ja_JP.PCK

    SJIS

    ja_JP.UTF-8

    UTF-8

    Linux

    ja_JP.UTF-8

    UTF-8

  2. 上記のように設定されていない場合は、システム管理者(スーパーユーザ)のアカウントで、システムの動作環境に合わせた設定を行います。

    環境変数の設定方法

    OS名

    設定方法

    Solaris 10以前

    /etc/default/initファイルを編集します。

    Solaris 11

    svccfgコマンドを使用します。

    Red Hat Enterprise Linux 6以前

    /etc/sysconfig/i18nファイルを編集します。

    Red Hat Enterprise Linux 7以降

    localectlコマンドを使用します。

    )

    • Solaris 10で環境変数LANGにコード系EUCを指定する場合

      vi等のエディタを使用して/etc/default/initに以下の記述を追加します。

      LANG=ja
    • Solaris 11で環境変数LANGにコード系SHIFT-JISを指定する場合

      以下のコマンドを実行します。

      # svccfg -s svc:/system/environment:init setprop environment/LANG = astring: ja_JP.PCK
      # svcadm refresh svc:/system/environment:init
  3. LANGの設定を変更した場合、以下のコマンドを実行し、システムを再起動してください。

    Solaris

    # cd /
    # /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0

    Linux

    # cd /
    # /sbin/shutdown -r now

注意

LANGの設定についての注意事項

  • 環境変数を変更することにより、Systemwalker Centric Manager以外のアプリケーションの表示に影響があることがあります。

  • Systemwalker Centric Managerインストール後にシステムのコード系を変更しないでください。

  • LC_ALL、LC_MESSAGESを定義する場合は、LANGの値と同じ値を設定してください。