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Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド
FUJITSU Software

7.3.6 サービス稼働監視

機能説明

監視対象ノードで動作するサービス(HTTP/SMTPなど)に対し、一定間隔で稼働状況の監視を行い、指定時間内に応答がない、またはエラーが発生した場合、運用管理サーバ、または部門管理サーバへイベントを通知します。

サービス稼働監視では、以下のサービスをサポートしています。

サンプルスクリプトファイル

OS種別

格納場所とファイル名

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsc\sample\snmsmt.swt

Solaris

/etc/opt/FJSVssc/sample/snmsmt.swt

Linux

/etc/opt/FJSVssc/sample/snmsmt.swt

HP-UX

提供なし

AIX

提供なし

実行に必要な権限

Windowsの場合、Administrator権限が必要です。

UNIXの場合、root権限が必要です。

編集可能な項目

編集可能な項目を以下に示します。各項目の詳細については、格納されているサンプルスクリプトを参照してください。

監視間隔

動作定義パート(単独定義型)の規約に従い編集します。

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition二重監視

動作定義パート(単独定義型)の規約に従い編集します。

監視対象サービス

動作定義パート(単独定義型)の規約に従い編集します。

設定項目は以下のとおりです。

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition二重化

動作定義パート(単独定義型)の規約に従い編集します。

注意事項

リトライ回数について

リトライ回数は監視対象サービスへの接続に失敗した場合の、再接続試行回数を表します。
そのため、接続という概念のないサービスを監視する場合はこのパラメタは無視されます。
また、受信データの読み取りに失敗した場合の再試行(リードリトライ)は行いません。

)

DOMAINサービスの稼働監視は、まずUDP/IPにて稼働監視を行い、次にTCP/IPにて稼働監視を行います。
UDP/IPには接続という概念はありませんのでUDP/IPでの稼働監視時にはリトライ 回数は無効となります。
TCP/IPでの稼働監視時にのみ、リトライ回数が有効となります。

Enterprise EditionGlobal Enterprise Editionクラスタ運用をしている場合

  • 監視元ホストがクラスタの場合、運用系で監視を行う場合は二重監視の設定をOFFにしてください。

HTTPサービスの監視を行う場合

HTTPサービスの監視では、チューニングパラメタにより以下の処理を行います。

パーソナルファイアウォール導入ノードの監視について

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition連携型二重化の場合

  • 二重化の設定がONの場合とOFFの場合で、出力されるメッセージが異なります。詳細については“Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書”の“MpNsagtMainで始まるメッセージ”を参照してください。

使用例

監視対象ホストに対し、ポート番号80で動作するHTTPサービスの稼働状態をチェックし、異常発生時、運用管理サーバへイベント通知を行います。

編集内容