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Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド
FUJITSU Software

5.2.2 メッセージの取り出し要求のサンプルプログラム

このサンプルプログラムは、発生する監視メッセージをリアルタイムに受信してその内容をコンソールに出力します。

サンプルプログラム

msgrt_sample.c

作成方法

【Windows版】

  1. DVDのサンプルプログラムをSystemwalker Centric Managerのインストールされている環境の任意のディレクトリにコピーし、そこでVisual C++ 2005で開いてビルドします。

【UNIX版】

  1. DVDのサンプルプログラムを運用管理サーバのインストールされている環境の任意のディレクトリにコピーします。

  2. 環境変数LD_LIBRARY_PATHに「/opt/systemwalker/lib」を設定します。

  3. サンプルプログラムの入っているディレクトリで、コンパイルしたプログラムの実行予定環境が運用管理サーバの場合は「Makefile.mgr」、それ以外の場合は「Makefile.agt」を「Makefile」にリネームしてください。

    ただし、Solaris版の64bitのアプリケーションを作成する場合は、コンパイルしたプログラムの実行予定環境が運用管理サーバの場合は「Makefile_64.mgr」、それ以外の場合は「Makefile_64.agt」を「Makefile」にリネームしてください。

  4. サンプルプログラムの入っているディレクトリで「make」を実行します。

実行方法

【Windows版】

  1. システム監視のAPIが使えるようにします。(ただし、この操作は運用管理サーバで実行する場合に必要です。)

    手順については、“システム監視のAPIを利用する”を参照してください。

  2. コンパイル後のmsgrt_sample.exeを任意のディレクトリにコピーして、「msgrt_sample.exe」を入力して実行します。

    任意ディレクトリ\msgrt_sample.exe
  3. msgrt_sample.exeは監視メッセージの発生待ちとなります。

  4. 監視メッセージが発生すると、その内容をコンソールに出力して再び監視メッセージの発生待ちとなります。

  5. 終了させるときは、コンソールからEnterキーを入力します。

【UNIX版】

  1. 環境変数LD_LIBRARY_PATHに「/opt/systemwalker/lib」を設定します。

  2. システム監視のAPIが使えるようにします。(ただし、この操作は運用管理サーバで実行する場合に必要です。)

    手順については、“システム監視のAPIを利用する”を参照してください。

  3. コンパイル後のmsgrt_sampleを任意のディレクトリにコピーして、「./msgrt_sample」を入力して実行します。

    % cd 任意ディレクトリ
    % ./msgrt_sample
  4. msgrt_sampleは監視メッセージの発生待ちとなります。

  5. 監視メッセージが発生すると、その内容をコンソールに出力して再び監視メッセージの発生待ちとなります。

  6. 終了させるときは、コンソールからEnterキーを入力します。

使用するAPI