性能監視のAPIを用いて、トラフィック情報を獲得できます。
トラフィック情報を獲得するためのAPI一覧を以下に示します。
関数名 | 機能概要 |
---|---|
Mp_GetNodeIFTraffic | 各インタフェースのトラフィック情報の獲得 |
トラフィック情報獲得のAPI共通の動作環境、注意事項、および必要ファイルについての説明を以下に示します。
動作環境
本APIは、以下のインストール種別で動作します。
運用管理サーバ
注意事項
LIBファイル、およびINCLUDEファイルは、同じバージョン、レベルで提供されたものを使用してください。
トラフィック情報獲得のAPIを使用したアプリケーションを動作させるときに、性能監視がONの状態であることが必要です。
SolarisおよびLinuxの運用管理サーバで性能監視のAPIを使用するアプリケーションをコンパイルおよび実行するときには、環境変数を以下のように設定してください。
環境変数 | 設定値 |
---|---|
LD_LIBRARY_PATH | /opt/systemwalker/lib /opt/FJSVspmmg/bin /opt/FJSVspmag/bin /opt/FSUNod/lib/nt |
TRFAGTHOME | /opt/FJSVspmag |
TRFMGRHOME | /opt/FJSVspmmg |
SWHOM | /opt/systemwalker |
LANG | C |
必要ファイル
上記トラフィック情報獲得のAPIを使用するには、以下のファイルが必要となります。
【Windowsの場合】
トラフィック情報獲得の各APIは、LIBファイルに格納し、各APIで使用する定数、および構造体は、INCLUDEファイルに宣言します。
Windows x64版の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\Lib\F3crTInf_x64.lib
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\Include\F3crTInf.h
Windows x64版以外のWindows版の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\Lib\F3crTInf.lib
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\Include\F3crTInf.h
【UNIX版】
トラフィック情報獲得の各APIは、LIBファイルに格納し、各APIで使用する定数、および構造体は、INCLUDEファイルに宣言します。
INCLUDEファイル
/opt/systemwalker/include/F3crTInf.h
ライブラリ
OS | リンクするライブラリ |
---|---|
Solaris(32bitモジュール作成時) | /opt/systemwalker/lib/libF3crTInf.so /opt/systemwalker/lib/libSwIniFile.so |
Solaris(64bitモジュール作成時) | /opt/systemwalker/lib/libF3crTInf_64.so /opt/systemwalker/lib/libSwIniFile_64.so |
Linux | /opt/systemwalker/lib/libF3crTInf.so /opt/systemwalker/lib/libSwIniFile.so |
コンパイル環境
コンパイル環境は以下のとおりです。
【Windowsの場合】
コンパイル環境として、コンパイラは、Microsoft Visual C++ 2005を、ランタイムライブラリは「マルチスレッド(DLL)」を使用してください。
LIBファイル、およびINCLUDEファイルは、同じバージョン、レベルで提供されたものを使用してください。
【UNIXの場合】
Solaris(32bitモジュール作成時) : Sun WorkShop 5.0以降
Solaris(64bitモジュール作成時) : Oracle Solaris Studio 12.3以降
Linux : 動作プラットフォームにバンドルされているコンパイラ