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Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル
FUJITSU Software

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition1.2.230 mppolcopy(ポリシー同期コマンド)

すでに運用管理サーバ二重化運用されている主系側運用管理サーバのポリシー情報を従系側運用管理サーバへ移行します。運用管理サーバ二重化環境が構築されていない場合は、エラー終了します。

機能説明

本コマンドは、運用管理サーバを二重化運用している環境で、主系側の運用管理サーバのポリシー情報を、従系側の運用管理サーバに退避/復元して、ポリシー情報を同期させます。

記述形式

【Windows】

mppolcopy

{-b|-r} 退避先ディレクトリ /SN

【UNIX】

mppolcopy

{-b|-r} 退避先ディレクトリ -SN

オプション

-b:

ポリシー情報を退避することを指定します。

-r:

ポリシー情報を復元することを指定します。

退避先ディレクトリ:

ポリシー情報の退避先ディレクトリを指定します。
退避先ディレクトリは、半角英数字で指定します。空白を含むことはできません。

/SN【Windows版】:

ポリシー情報をオンラインバックアップ(監視機能を継続したままバックアップ)するときに指定します。

-SN【UNIX版】:

ポリシー情報をオンラインバックアップ(監視機能を継続したままバックアップ)するときに指定します。

復帰値

0:

正常終了

1:

異常終了

参照

運用管理サーバ二重(連携型)設定用コマンド

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcmtool\backup\bin

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

注意事項

使用例1

Windows】

「CドライブのTEMP」ディレクトリにポリシー情報を退避します。

mppolcopy -b c:\TEMP

Solaris/Linux】

「/TMP」ディレクトリにポリシー情報を退避します。

mppolcopy -b /TMP

使用例2

Windows】

「CドライブのTEMP」ディレクトリに退避したポリシー情報を復元します。

mppolcopy -r c:\TEMP

Solaris/Linux】

「/TMP」ディレクトリに退避したポリシー情報を復元します。

mppolcopy -r /TMP

使用例3

Windows】

ポリシー情報を「CドライブのTEMP」ディレクトリにオンラインバックアップします。

mppolcopy -b c:\TEMP /SN

Solaris/Linux】

ポリシー情報を「/TMP」ディレクトリにオンラインバックアップします。

mppolcopy -b /TMP -SN