運用管理サーバはシステムの起動時に自動的に起動します。そのため、通常、コマンドによる起動は必要ありません。
ただし、サーバメンテナンスなどのため、コマンドによる停止を行った場合は、以下の手順でシステムの起動を行います。
なお、運用管理サーバ(エージェント)の起動は、運用管理サーバ(エージェント)側のSLMサーバ定義を行った後に実施します。このため、運用管理サーバ(エージェント)側のSLMサーバ定義を行った後に、下記手順「3.」に従って運用管理サーバ(エージェント)の起動を行って下さい。SLMサーバ定義の詳細は5.3.5 SLMサーバの定義を参照して下さい。
1. 運用管理サーバのコンソール上に、スーパーユーザでログインして下さい。
2. システム起動コマンド(startnm)を実行します。システム起動コマンド(startnm)の詳細は8.2.1 startnm(システムの起動)を参照して下さい。
3. 分散構成でシステムを運用している場合は、性能監視起動コマンド(startipm)を運用管理サーバ(エージェント)側で実行します。性能監視起動コマンド(startipm)の詳細は8.1.20 startipm(性能監視の起動)を参照して下さい。
注意
運用管理サーバが完全に起動する前に(stopnm)を実行すると、実行結果がエラーになることがあります。その場合は運用管理サーバの起動を待って、再度実行して下さい。
システム起動コマンド(startnm)が失敗した場合、強制終了コマンド(killnm)を実行後に運用管理サーバの再起動によりシステムを起動して下さい。