対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:V11.0L10以降
対処1
確認ポイント
同一アクションを抑止する設定をしていませんか。
原因
[アクション環境設定]-[動作設定]タブの[同一アクションを抑止する]チェックボックスを選択している場合は、メッセージ抑止で設定しているメッセージ抑止時間の間隔よりも短い時間で、メッセージが多発したとき(例:ワークユニットの起動/停止の繰返し)、同一アクションが抑止され、稼働状態が正しく反映されません。
対処方法
[同一アクションを抑止する]チェックボックスの選択を外してください。
対処2
確認ポイント
運用管理サーバで、以下のコマンド実行し、“アプリケーション起動”の自動アクションが抑止されていないか確認します。
[UNIX版]
/opt/FJSVfwaos/usr/bin/mpaosment |
[Windows版]
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin\mpaosment |
対処方法
コマンドの実行結果に、“Program Invocation: STOP”が表示されている場合は、“アプリケーション起動”の自動アクションが抑止されています。抑止を解除するために以下のコマンドを実行してください。
[UNIX版]
/opt/FJSVfwaos/usr/bin/mpaosment -S |
[Windows版]
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin\mpaosment -S |
対処3
確認ポイント
イベント監視条件の定義は正しいですか。
原因
Interstage(ワークユニット)稼働監視を行っている場合、“表:稼働監視の対象メッセージID”に示すメッセージIDを持つメッセージをもとに稼働監視を行っています。
対処方法
イベント監視の条件定義でメッセージ監視を抑止していないか確認してください。
メッセージの先頭 | メッセージ識別子 | |
---|---|---|
UNIX版の場合 | Windows版の場合 | |
TD | F3FMtd | td11028 td11029 td11030 td11002 td11003 td12033 td12034 td12035 td11031 td11032 td11033 td11035 |
FJSVjs2: | F3FMjs2: | 2006 2012 2017 2208 2211 |
対処4
確認ポイント
Interstageワークユニットの追加やワークユニット種別の変更をしていませんか。
原因
Interstageワークユニットの追加やワークユニット種別の変更により、以前の監視情報と不整合が発生しています。
対処方法
検出済みの対象ワークユニットを削除後、アプリケーションの自動検出を行い、ワークユニットを再検出してください。