PowerSORTが出力するメッセージには、情報メッセージ、警告メッセージ、およびエラーメッセージがあります。
出力されるメッセージは、システムの地域設定によって日本語メッセージと英語メッセージが切り替わります。
メッセージの出力先
メッセージは、環境変数BSORT_MSGOUTの指定により、標準出力または標準エラー出力に出力されます。
環境変数BSORT_MSGFILE、bsortexコマンドにおける-optionオプションのmsgfileオペランド、bsortコマンドにおけるメッセージファイルオプション(-G)、またはBSORT関数におけるBSRTFILE構造体のmsgfile_addrでメッセージファイルを指定することにより、メッセージを指定したメッセージファイルへ出力することもできます。メッセージファイルを指定した場合、情報メッセージはメッセージファイルへ、警告メッセージとエラーメッセージは、メッセージファイルと標準出力または標準エラー出力へ出力されます。
また、環境変数BSORT_EVENTLOGにE、W、I、またはYESを指定した場合は、指定値に応じたメッセージをアプリケーションログへ出力します。
注意
BSORT関数使用時、メッセージを標準エラー出力に出力するためには、bsrtopen関数で指定するBSRTPRIM構造体のoptionfuncにBSMSG_STDERRを指定する必要があります。
メッセージの出力形式
メッセージの出力形式は、環境変数BSORT_MSGSTYLEで指定します。
環境変数BSORT_MSGSTYLEに1を指定した場合、以下のようにメッセージ本文だけをメッセージとして出力します。
メッセージ本文 メッセージ本文:メッセージの本文です。各メッセージの説明を参照してください。
指定を省略した場合、または2を指定した場合、以下の形式で出力します。
ヘッダー: メッセージ種別: 日付と時刻: メッセージ番号 メッセージ本文 ヘッダー: "PSORT" と出力します。 メッセージ種別:INFO(情報メッセージ)、WARNING(警告メッセージ)、ERROR(エラーメッセージ)のいずれかを出力します。 日付と時刻: "YYYY-MM-DD HH:MM:SS" の形式で出力します。 メッセージ番号:メッセージごとに一意に設定された4桁の番号を出力します。各メッセージの説明を参照してください。 メッセージ本文:メッセージの本文です。各メッセージの説明を参照してください。