ソート処理、マージ処理、およびコピー処理の対象となる出力ファイルのファイル種別を設定します。
構文
object.OutputFileType = integer
object
オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式を指定します。
integer
出力ファイルのファイル種別を設定します。
設定する値については、次の設定値を参照してください。
設定値
OutputFileTypeプロパティの設定値は次のとおりです。
設定値 | 意味 |
---|---|
0 | テキストファイル (省略値) |
1 | バイナリ固定長ファイル |
2 | 富士通COBOLレコード順ファイル |
3 | 富士通COBOL索引ファイル |
4 | 富士通COBOL相対ファイル |
5 | Micro Focus COBOLレコード順ファイル |
6 | (Reserved) |
7 | Micro Focus COBOL相対ファイル |
8 | Btrieveファイル |
注意
出力ファイル種別として富士通COBOLファイル(設定値2~4)を設定する場合、富士通COBOLファイルシステムが必要です。
出力ファイルにMicro Focus COBOL索引ファイルを指定することはできません。
出力ファイル種別としてBtrieveファイル(設定値8)を設定する場合、Btrieveファイルシステムが必要です。
この指定を省略した場合、テキストファイルとなります。
富士通COBOLファイルシステム(BSAM対応レコード順ファイル)を使用する場合は、環境変数BSORT_COBFSYS_MODEにBSAMを指定した上で、富士通COBOLレコード順ファイル(設定値2)を設定してください。