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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

8.5.9 EDTSPACE(空白データ通知の有無)

[説 明]

空白で埋めた入力項目を、そのまま通知するか、入力を省略したものとして扱うのかを指定します。

「する」を指定した場合、空白データは、文字データとして扱われ、NULLデータとは区別します。ただし、数字項目では、空白データは、NULLデータと同一に扱われます。
なお、「する」を指定した場合は、入力が完了したタイミングで、項目内のNULLデータを自動的に削除し、データ全体が詰められます。このとき、左詰め入力の項目ではデータ全体が左に詰められ、右詰め入力の項目ではデータ全体が右に詰められます。また、右詰め入力の数字項目の場合は、カーソルが項目外へ脱出したタイミングでも、データ全体が詰められます。

「しない」を指定した場合、空白データは、NULLデータと同一に扱われ、文字データとしては扱われなくなります。

[設定値]

Y

する。

N

しない。空白で項目をクリアすると省略入力の扱いになる。

S

する。データの後ろの空白を削除しなくてもデータ挿入操作を可能とする。

[省略値]

N

[注意事項]

「Y」を指定した場合、空白データは文字データとして扱われるため、項目全体に空白データを出力してから非消去入力を行う場合、または、データの後ろ全桁に空白データを出力してから非消去入力を行う場合、データの挿入は、空白データを削除しないと挿入できなくなります。この場合は、空白データの代わりにNULLデータを出力するようにすれば、挿入できるようになります。または、「Y」の代わりに「S」を指定することにより、データの後ろの空白を削除しなくてもデータ挿入できるようになります。