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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.6.2 オーバレイパターンの変更

【提供インタフェース】

【機能説明】

  既に設定されているオーバレイパターンを変更します。

  変更したオーバレイパターンを解除したい場合は、1つ目のオーバレイパターン名にNULLを1文字指定し、当関数を呼び出します。

[形式]

PSINT PSFUNCTION ps_set_overlay (
    PSFILE psfile,
    PSUSHORT ovlnum,
    PSPSTR PSPOINTER povlinf);

[パラメタ]

psfile

:

オープン処理で獲得した表示ファイル識別子を指定します。

ovlnum

:

指定するオーバレイパターンの個数を指定します。

povlinf

:

変更するオーバレイパターン名へのポインタを指定します。

[使用例]

オーバレイパターン名を変更します。

PSFILE psfile;
NUMBER rec;
PSPSTR povlinf[2];
psfile = ps_open("PRT1", PS_OPEN_PRT, &Errno, 0);
ps_set_formatsize(psfile, "SAMPLE", s_NUMBER);
povlinf[0] = "OVR1";
povlinf[1] = "OVR2";
ps_set_overlay(psfile, 2, povlinf);
ps_write(psfile, PS_WRITE_NORMAL, "GRP001", &rec, 0);
~
ps_close(psfile);
[診断]

  正常終了時には0が返されます。エラー発生時には1または2が返されます。psfileの指定に誤りがある場合には2が、それ以外のエラーの場合には1が返されます。1が返された場合には、ps_get_return_code関数で通知コードを獲得してエラー原因を識別できます。

[注意事項]
  • 変更するオーバレイパターン名はロングファイル名を指定可能です。

  • オーバレイパターン名は、拡張子を省いたファイル名です。

  • オーバレイパターン数は最大16個まで指定が可能です。ただし、1つ目のオーバレイパターン名だけが有効となります。

  • ページ途中にて、当関数でオーバレイパターンを変更した場合は、次のページから有効となります。

  • オーバレイパターン名の拡張子は、プリンタ情報ファイルのOVLPSUF で指定します。

  • オーバレイパターンの格納ディレクトリは、プリンタ情報ファイルのOVLPDIR で指定します。