既に設定されているオーバレイパターンを変更します。
変更したオーバレイパターンを解除したい場合は、1つ目のオーバレイパターン名にNULLを1文字指定し、当関数を呼び出します。
PSINT PSFUNCTION ps_set_overlay (
PSFILE psfile,
PSUSHORT ovlnum,
PSPSTR PSPOINTER povlinf);
psfile | : | オープン処理で獲得した表示ファイル識別子を指定します。 |
ovlnum | : | 指定するオーバレイパターンの個数を指定します。 |
povlinf | : | 変更するオーバレイパターン名へのポインタを指定します。 |
オーバレイパターン名を変更します。
PSFILE psfile; NUMBER rec; PSPSTR povlinf[2]; psfile = ps_open("PRT1", PS_OPEN_PRT, &Errno, 0); ps_set_formatsize(psfile, "SAMPLE", s_NUMBER); povlinf[0] = "OVR1"; povlinf[1] = "OVR2"; ps_set_overlay(psfile, 2, povlinf); ps_write(psfile, PS_WRITE_NORMAL, "GRP001", &rec, 0); ~ ps_close(psfile);
正常終了時には0が返されます。エラー発生時には1または2が返されます。psfileの指定に誤りがある場合には2が、それ以外のエラーの場合には1が返されます。1が返された場合には、ps_get_return_code関数で通知コードを獲得してエラー原因を識別できます。
変更するオーバレイパターン名はロングファイル名を指定可能です。
オーバレイパターン名は、拡張子を省いたファイル名です。
オーバレイパターン数は最大16個まで指定が可能です。ただし、1つ目のオーバレイパターン名だけが有効となります。
ページ途中にて、当関数でオーバレイパターンを変更した場合は、次のページから有効となります。
オーバレイパターン名の拡張子は、プリンタ情報ファイルのOVLPSUF で指定します。
オーバレイパターンの格納ディレクトリは、プリンタ情報ファイルのOVLPDIR で指定します。