カーソル位置にクリップボードのテキスト・データを受け取ります。
貼り付けようとする入力対象の任意の入出力項目の、任意の位置のカーソル位置で、予約メニューの「貼り付け」を選択する。または、【SHIFT】+【INS】もしくは【CTRL】+【V】を押します。クリップボートと連携する場合、貼り付け操作のキー(【SHIFT】+【INS】)と同じ組み合わせのキーにウィンドウ情報ファイルによるキー割り付けをすることはできません。
貼り付けの対象となるデータ形式はテキストデータだけであり、項目の属性に合わせて、挿入モード、上書きモードのどちらかの状態で貼り付けられます。このとき、データ中に制御コードなどの表示できない文字を含んでいた場合、これらの文字は削除され文字が詰まって貼り付けが行われます。
貼り付け操作後のカーソル位置は、次のどれかとなります。
左詰め項目の場合、または、右詰め項目の場合で上書きモードの場合、カーソルは、貼り付けデータの直後に位置づく。ただし、項目の最終桁までデータを貼り付けた場合には、カーソルは項目の最終桁に位置づく。
右詰め項目で挿入モードの場合、カーソルは貼り付け操作前の位置から移動しない。
このとき、カーソルが表示できなかった場合、カーソル表示のためにスクロールされます。
貼り付け操作後のデータは、そのデータ属性によらず、項目の属性にしたがって扱われます。
貼り付けデータに対するデータチェックは、貼り付け操作時には行われません。したがって、項目の形式に合わないエラーデータが貼り付いてしまうことがあります。これらのエラーデータは、オペレータが削除してください。エラーデータが残ったままになっていると、入力完了時のデータチェックでエラーになります。
貼り付け後、クリップボードはクリアされません。