入力完了の条件は、アテンション情報の獲得を使って知ることができます。アテンション情報には、定義体作成時に指定可能なものと、標準で提供されるため指定できないものとがあります。アテンション情報の獲得では定義体作成時のアテンション情報をそのまま通知します。
アテンション情報およびデータ付きの有無は定義体での指定により変更可能です。
表にアテンション情報およびデータ付きの有無を示します。
完了条件の種類 | アテンション情報 | データ付きの有無 | 備考 |
---|---|---|---|
【実行】キー | E000 | 付き | KEYDEF /ENTER/ (【実行】キー割り付け)で割り付けが可能 |
【クリア完了】キー | C000 | なし | KEYDEF /CLEAR/ (【クリア完了】キー割り付け) で割り付けが可能 |
スクロールアップ | 利用者指定 | 利用者指定 | スクロールバーの操作、および、KEYDEF /UBSCRL/(基本単位の上スクロールキー割り付け)またはKEYDEF /USSCRL/(画面単位の上スクロールキー割り付け)で割り付けが可能 |
スクロールダウン | 利用者指定 | 利用者指定 | スクロールバーの操作、および、KEYDEF /DBSCRL/(基本単位の下スクロールキー割り付け)またはKEYDEF /DSSCRL/(画面単位の下スクロールキー割り付け)で割り付けが可能 |
スクロールレフト | 利用者指定 | 利用者指定 | スクロールバーの操作、および、KEYDEF /LBSCRL/(基本単位の左スクロールキー割り付け)またはKEYDEF /LSSCRL/(画面単位の左スクロールキー割り付け)で割り付けが可能 |
スクロールライト | 利用者指定 | 利用者指定 | スクロールバーの操作、および、KEYDEF /RBSCRL/(基本単位の右スクロールキー割り付け)またはKEYDEF /RSSCRL/(画面単位の右スクロールキー割り付け)で割り付けが可能 |
【Fxx】キー | 利用者指定 | 利用者指定 | ファンクションキー(xxはキー番号) KEYDEF /PFxx/(ファンクションキー割り付け)で割り付けが可能 |
データフル | E000 | 付き | |
【項目脱出】キー | E000 | 付き | KEYDEF /PLUS/(【項目脱出】キー割り付け)で割り付けが可能 |
【マイナス入力】キー | E000 | 付き | KEYDEF /MINUS/ (【マイナス入力】キー割り付け)で割り付けが可能 |
入力中断 | RC00 | 付き | 他プロセスからの入力取り消しで入力の中断を行った。 |
終了 | MC00 | 付き | コントロールメニューの「閉じる」選択 |
マウス左ボタン | 利用者指定 | 付き | ウィンドウ情報ファイルの、LMOUSE(左マウスボタンのアテンション通知)でアテンション情報を指定する。 |
マウス右ボタン | 利用者指定 | 付き | ウィンドウ情報ファイルの、RMOUSE(右マウスボタンのアテンション通知)でアテンション情報を指定する。 |
マウス中ボタン | 利用者指定 | 付き | ウィンドウ情報ファイルの、MMOUSE(中マウスボタンのアテンション通知)でアテンション情報を指定する。 |
【XFxx】キー | 利用者指定 | 利用者指定 | 拡張ファンクションキー(xxはキー番号) KEYDEF /XFxx/(拡張ファンクションキー割り付け)で割り付けが可能 |
なお、完了条件の種類にある「終了」は、ウィンドウ情報ファイルのCLSPOST(コントロールメニューのクローズ選択通知の有無)に「する」を指定していた場合だけ、通知します。